company tour 会社見学

お客様の伴走者として

営業担当は、お客様と最初から最後までかかわる、唯一の職種です。
モデルハウスに足を運んでいただいたお客様に対し、モデルハウスのご案内や様々な相談ごとにお答えしています。お客様のお困り事は、家造りだけでなく、それを建てる土地探しやローンなど様々です。そういった相談にお答えしながら、ヤマヒロの家づくりの魅力もアピールしていきます。その中で、ヤマヒロの家づくりに興味を持っていただいたお客様に、土地探しやローンのお手伝いを行い、プランナーと連携しながら、希望の家をヒアリングしていきます。実際にヤマヒロの家を見て、ご納得した上でご成約いただくため、完成見学会や宿泊体験なども積極的にご案内しています。木の家を実際に体感していただき、その良さを知っていただいたいからです。
ご成約いただいた後には、プランナーが間取りを作成していき、営業担当は銀行の本申し込みや土地関連の手続きなど裏方のサポートを行います。
無事に新居が完成し、お引き渡し後は、再度営業担当の出番。年に1度はアフターフォローのご連絡を行い、確定申告などのサポートも行っています。リフォームなども含め、ヤマヒロの窓口として、「長いお付き合い」を目指しています。

お客様の想いをカタチに

メイン業務の一つが、ご契約が決まったお客様にヒアリングを行い、プランナーが造った間取りをもとに、詳細の図面や書類を作成していくこと。工事図面や構造図面、構造計算、サッシのリスト、設備リストなど、最終的には1軒あたり約50枚もの図面・書類が出来上がります。照明や壁の色、使用する什器などもお客様にヒアリングしながら一つ一つ決定していくため、1回の打ち合わせには、平均2～3時間を要し、長い場合は半日かけてじっくりお話をお伺いしています。また、システムキッチンやバスルームなどの設備は、お客様と共にメーカーのショールームに足を運び、実物を見て決定しています。
さらに、補助金などの申請書類の作成も私たち実施積算課の重要な業務です。お客様が家を建てる敷地によって様々な申請書類が必要な場合、国や地方自治体の補助金を申請する場合など、必要に応じて多種多様な申請を行っています。
ちなみにご契約時に、お客様にお見せする「新居の模型」も私たちが手づくりしています。その模型をご覧になったお客様の、新しい家への期待を裏切らないよう、一つ一つ丁寧にお客様の要望をカタチにしています。

こだわりを実現する現場の指揮者

施工管理の仕事は、簡単に言うと家づくりの現場における「品質」「安全」「工程」「予算」「人」の管理です。
工事が決まると、図面や見積り、納期の確認を行い、それをもとに材料を手配していきます。ヤマヒロの木材は90％が宍粟杉。自社の製材所で製材を行った木材を使って家づくりを行っていきます。納期に合った工程表を作り、その家を実際に建ててくれる職人の手配も施工管理の仕事。新築に関しては、ほとんどが自社の大工ですが、リフォームに関しては昔からお付き合いのある外部のベテラン職人さんに依頼しています。新築は、1つの現場が4～5ヵ月。同時に4件程度を担当する事もあります。どの現場でも漏れのないように品質や安全もチェックし、竣工まで丁寧に管理していくことが肝心です。竣工後、お客様への引き渡しが終わると、ホッと一息。ヤマヒロのこだわりである、「外観」「ディテール」「間取り」のバランスが取れた良い家が出来上がります。

家づくりのプロフェッショナル

「家は大工がつくるもの」という考えのもと、ヤマヒロでは、大工の育成にも力を入れています。そんな若手大工を中心に、新築はすべて自社大工が施工しています。
まずは、木材の墨付け。墨付けとは、一つ一つの木材に、切ったり削ったりする基準の線や記号を書く仕事です。大工の仕事として、とても大切で難易度の高い技術。習得するには時間がかかります。
その後、家づくりの順序としては、骨組みをつくり、上棟し、壁をつくって下地を打っていきます。化粧材を貼ったら、内装業者、外装業者も作業を開始します。その間に、必要な造作家具をつくり、完成まで他の協力会社とも協力しながら進めていきます。完成して、お引き渡しの際の達成感は、この仕事ならではです。

1から10まで困りごとを解決

リフォーム事業は、ヤマヒロの原点ともいえる事業。これまで約6,000件ものリフォームを手掛け、播磨地域の皆さんの変化するライフスタイルに寄り添ってきました。お客様もリピーターの皆さんが多く、「家のことで困ったらヤマヒロに」と頼って頂いています。
リフォーム事業の特徴の一つが、一人の担当者が、お客様対応から施工管理、完成までトータルで担当するということ。見積から設備メーカーへの連絡、職人さんの手配、工期管理、ご請求まですべての業務を行います。自然とお客様との距離も近くなり、「次も○○さんにお願いするよ」といったふうに信頼関係も築きやすい仕事です。
また、簡単な案件の場合は、担当者自ら工事を行うこともあり、施工管理や営業のスキルだけでなく、各施工スキルも身に付く仕事になっています。

家の「もと」はすべてここから

ヤマヒロで使われる木材の9割は宍粟杉や桧であり、この「しそうの森の木」で製材されたものです。柱梁などの構造材はもちろん、垂木や間柱などの下地材、床、壁、天井などの仕上げ材もすべて自社制作です。それらをつくる「しそうの森の木」は、製材工場・建材工場・プレカット工場の3つの工場からなり、すべての工場を経て、お客様の家の一部として活躍することになります。製材工場では、山から切り出された丸太を大型機械で構造材や板などに製材します。それらを2週間かけて乾燥機で乾燥します。
次に、住宅の規格に合うよう製材します。その後、建材工場からプレカット工場へと進み、お客様の大切な家が誕生します。自社の製材所を持ち、昔ながらの「木を見る力」が備わったヤマヒロならではの家づくりです。