施工事例
回廊が結ぶ2世帯4世代の家
母家に寄り添う子世帯の平屋
ご実家に帰られるのを機に新居を構えられました。敷地の奥に建つ築30年の建物(写真左)を残し、道路側に建つ築80年の建物を建て替え。
家族全員が集まれる大きなLDKと、それを中心に家全体がL字型になるようにご主人・奥さま家族が暮らす子世帯の居住空間を平屋で設計しました。
カーテンを開けてデッキに出れば母家やメインリビングとさりげなく視線が行き交い、互いの気配を感じて暮らせる住まいとなりました。
家族を結ぶ回廊のようなデッキ
メインリビング(写真奥)と子世帯リビング(写真右手)の間に広がる深い軒に守られたデッキ。ふたつの世帯が廊下だけでなくデッキでもつながり、ぐるぐる回遊できる回廊のような動線が誕生しました。ほどよい距離感で暮らす仲の良い家族を見えない糸で結んでいます。
夏はお子さんたちの水遊びの場所にもなっているそうです。
デッキと廊下で繋がるふたつのLDK
家の中心に設けた大きなLDKは、2世帯4世代が集う憩いの場所。毎日の朝食のほか週に2、3度は夕食をともにされています。
このメインリビングは昼間おじいさま、お父さま、お母さまが過ごす場所でもあり、家中を走り回るお子さんたちの通り道でもあり、デッキで遊ぶお子さんを眺めるくつろぎポイントでもあります。
子世帯のLDKは、2面の窓に面して畳スペースを設計。廊下とデッキでメインリビングと繋がります。
物件概要
- 所在地 : 高砂市阿弥陀町
- 家族構成 : ご夫婦+お子さま2人+おじいさま+ご両親(7人家族)
- 敷地面積: : 247.39坪(817.82㎡)
- 建築面積: : 45.45坪(150.25㎡)
- 延床面積: : 53.32坪(176.26㎡)
アウトドア好きの一家に寄り添う家
お子さんたちがのびのび成長できる環境を
お子さんの成長にともない、自然豊かな地で暮らしたいと願うようになったM様。お子さんたちがのびのび成長できる環境を、またご夫婦ともにアウトドア好きで、庭とのつながりを重視してほしいとのご要望を形にしました。
南に設けた庭を囲むようにL字型に住まいを配し、柵などはできるだけ設けずオープンな雰囲気の外構に。スッキリとした片流れの屋根が青空に映えます。
庭の開放感を味わえるLDK
庭とつながるLDKに大きな開口部を設け、ウッドデッキでつなげました。デッキと庭のレベルを近づけることで、室内にいながら庭の開放感を味わえます。
低めのデッキはベンチとして腰掛けるにも、お子さんたちの遊び場にもちょうどよい高さになっています。
芝生の庭でアウトドア気分を満喫
広い芝生の庭にテントを張って日差しを遮り、屋外での食事をゆっくり楽しむM様ご家族。シーズンを問わず毎週末のように庭でアウトドア気分でバーベキューをされているそう。
「プライベートが格段に充実しました。何より、カブト虫も触れなかった子どもたちがたくましくなったのが嬉しいですね」とM様。充実した家時間を過ごしておられます。
物件概要
- 所在地 : 三木市志染町
- 家族構成 : ご夫婦+お子さま2人(4人家族)
- 敷地面積: : 85.90坪(284.53㎡)
- 建築面積: : 23.80坪(78.85㎡)
- 延床面積: : 35.00坪(115.93㎡)
2階リビングでいい距離二世帯住宅
親世帯と子世帯のほどよい距離感を追求
長男がご実家の敷地に建てた住まい。別棟で親世帯とはさりげない距離感を保ちつつ、三世代でともに暮らす良さを追求。2階リビングにすることで、親世帯と生活の階層を変えました。その代わりデッキに出れば親世帯の庭が見え、お互いが行き来しやすいよう外階段と勝手口も設置。気軽に声がかけやすく、それでいて必要ないことは見なくていいという、理想的な関係が築けます。
ベランダデッキで築く三世代の絆
造り付けの大きなテーブルと外流しを備えたベランダデッキ。道路側(写真右手)に木柵を設けることで程よくプライバシーを守りつつ、親世帯(写真左手)とは緩やかにつながっており、二世帯のコミュニケーションの中心にもなっています。日向ぼっこやBBQ、薪割り、プランター菜園など様々に活用されています。
明るく開放的なLDK
2階は間仕切りのないワンルーム。落ち着いた雰囲気の1階とは一転して、目の前に開放的な空間が広がります。ダイニングテーブルはアイランドキッチンとの関係性を見直し、キッチンのすぐそばに設置。食後の片付けも楽しくなったそうです。
物件概要
- 所在地 : 宍粟市山崎町
- 家族構成 : ご夫婦+お子さま3人
- 敷地面積: : 59.32坪(196.09㎡)
- 建築面積: : 31.91坪(105.50㎡)
- 延床面積: : 44.98坪(148.70㎡)
2人時間も1人時間も楽しめる離れのある家
大開口が生み出す内外一体の開放感
緑多き山際に佇むA様邸。のどかな自然環境、室内に居ても自然と一体となれる住まい、そんな「自然の中での暮らし」を求めていたご夫婦の思いを形にした住まいです。共に仕事をもち多忙な毎日を送るおふたりのご要望は「一緒に過ごす時間とひとりでいる時間を、どちらも充実したものにできる」プランニング。おふたりの時間もそれぞれの“自分じかん”も堪能できる間取りを実現しました。
2人時間を楽しむLDKと奥さまの趣味室
おふたりで過ごす空間として設けたのは、キッチンの大きなアイランドテーブルと畳敷きのリビング。テーブルは一緒に料理をする際に、リビングはふたりで晩酌を愉しむ空間として活躍。リビングからつながるデッキではテーブルを置いてブランチを楽しむなど、アウトリビングとして活用されています。
奥さまの趣味室は、キッチン横に配置。フロアを一段下げることで、空間を緩やかに仕切りました。ミシン掛けやお化粧など、多用途に活用できる大きなカウンターや収納も造作。
離れはご主人の趣味室
ご主人が気兼ねなくドラムやギターに興じることができるスタジオは離れとして配置。「音の問題もあるので、ちょうどいい距離感」と満足のご様子でした。スタジオ内の壁は自由に調色できる湯布珪藻土を採用し、スタジオの雰囲気を出すためにシックなダークグレー系を選択しました。
物件概要
- 所在地 : 姫路市夢前町
- 家族構成 : ご夫婦2人
- 敷地面積: : 74.42坪(246.02㎡)
- 建築面積: : 28.56坪(94.42㎡)
- 延床面積: : 37.43坪(123.75㎡)
築80年の家リノベーション
懐かしさと新しさが同居する住まい
「田舎暮らしを愉しみながら子どもたちを育てたい」そんな思いで決断した築80年の古民家を購入してのリノベーション。縁側、障子、太い梁・・・・・・。古民家の良さを活かして完成したのは、お子さんたちが笑ってしゃべって駆け回る、毎日が夏休みみたいな家。懐かしさと新しさが同居する住まいへと再生しました。
昔ながらの間取りを活かした開放的なLDK
襖や障子で細かく区切られた昔ながらの「田の字型の間取り」を仕切りを全てなくして開放的なLDKに。リビングから縁側へ、庭へときょうだい3人が走り回って遊ぶのも日常の光景だそう。梁や柱に漂う家の年輪と里山の自然がのびのびとお子さんたちを育んでくれます。
古民家再生ならではの風情ある空間
玄関土間との間を仕切る木製の引戸も、この古民家で使われていたものを再利用しました。今となってはなかなか手に入らない化粧ガラスの引戸は、N様が望まれた「おばあちゃんの家」の風情を見事に再現してくれています。