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山林を歩く-17 しゃくなげの里

こんにちは、管理課の玉中です。

散歩がてら山林を歩きに行く第17弾。佐用町平福にある『しゃくなげの里』に行ってきました。





『播州平福しゃくなげの里』は佐用町の中心街から少し北、平福にある観光名所で、道の駅「宿場町ひらふく」から車で3分ほど進んだところに位置しています。

鳥取道の「佐用平福IC」がほとんど目の前になるんですが、ここは鳥取方面へ乗る、鳥取方面から下りる、の2方向限定なので、南から向かう場合には1つ手前の佐用ICを利用しましょう。

公共交通機関だと智頭急行の平福駅が最寄りになり、駅からは歩いて25分くらいです。






『播州平福しゃくなげの里』は名前の通り、しゃくなげの花が沢山植えられていて、開花する時期にだけオープンする観光名所となっています。
毎年4月の2週目くらいから5月中旬くらいまで公開されています。





今年は4/12(土)にオープンしたので、早速行ってきました!





園内にはおよそ150種類、総数15000本くらいのしゃくなげが植えられています。
本来は標高500mを超える亜高山帯やより標高の高い冷涼な場所に自生する花なのですが、ここでは国内原産のツクシシャクナゲやホンシャクナゲを中心に、外来品種との交配品種なども多く存在しています。
品種によって少しずつ開花のタイミングが違うことを利用して少しでも長く楽しめるようにしているそうです。

ただ、今年は開花が遅いようで、まだ蕾のものが多いとのことです。
桜とかも遅かったので、全般的にそうなんでしょうね。





駐車場の入口には大きな看板が出ているので、すぐに分かります。
駐車場の中に備えられたテントで受付をしたら、山の斜面に作られた園内へ向かいます。
入園料は600円で、駐車料は無料です。

ちなみにこのテントでは販売も行われています。

Google map ストリートビューより

公式HPより




園内に入るゲートのすぐ手前には藤棚があります。
まだ蕾も固い状態でしたが、4月の下旬くらいには花が咲いてお出迎えしてくれるのでしょう。




ゲートを通り抜けて園内に入ると正面に石碑があります。
この斜面の上にある「法師塚」を現しているようです。





園内の道はあまり広くないのですが、順路に従って歩けばほとんど一方通行となるので、それほど問題ではありません。

しかし、両側から伸びてきた花や枝が少し邪魔になっている部分は多く、潜りながら通ることになります。
これで花が咲き誇っている状態なら花をトンネルを通るようで風情もあるんですが、残念ながらまだ蕾が多かったので、ただ歩きにくいだけになってしまっていました。




10分ほど登って「恵念堂」というお堂に到着。
屋根の先端付近にしゃくなげの花をかたどった飾りが付いています。

毎年しゃくなげの里の公開が終わったら法要を行っているそうです。





恵念堂の入口と順路の先へ進む道の角にツバキのような葉を持ち、ボタンを押し潰したみたいな花を咲かせている木があります。
所々には花の名前が書かれた看板もあるんですが、1つ1つの木に付いていたら・・・と思ってしまいます。


ここまでは舗装された道だったのですが、ここからは山道らしい登山道に変わります。





まだ蕾のままの木が多いですが、時折満開を迎えそうな種類もあります。
10個くらいの花が集まってさらに大きな1つの塊を作っているのがシャクナゲに多く見られる特徴ですが、1つ1つの花を見てみるとツツジと似ています。

それもそのはずで後から調べて知ったのですが、シャクナゲは西洋で品種改良されたツツジなので、同じツツジ科ツツジ属になります。
シャクナゲはツツジの一種、ということですね。


ちなみにサツキも同じくツツジの一種なので、シャクナゲとは兄弟みたいなものなんだとか。




斜面を登っていくと本当に色んなシャクナゲがあります。
看板で品種が分かるものだけでも20種類以上でしょうか。





園内には展望台が4つあり、それぞれからシャクナゲ畑を見下ろすことが出来ます。
ただ、もっと咲いていてくれれば・・・と思わずにはいられませんでした笑



どこまで歩いたかのチェックポイントにもなりますし、展望台の近くにはベンチも備えられているので助かります。





山の斜面に作られているので、時々横が崖のようになっている場所もあります。
この日は雨があがった直後だったので少し滑りやすく、気を付けながら進みます。






頂上にあたる第四展望台に到着。
藤棚のところにあるゲートからおよそ25分でした。

上の方まで来るとシャクナゲ以外の元々生えていた木も多くなってきます。
馴染み深いスギ・ヒノキや里山の定番であるアセビなどが見られました。


ここからは森林浴に丁度良いヒノキ林の中を下っていきます。






ヒノキ林の中にある「ウグイス小屋」に到着。

「ホーホケキョ」という鳴き声で知られるウグイスは春を告げる鳥としても親しまれています。
早ければ2月初旬ごろから鳴き始め、繁殖期のピークは初夏とされているため、運が良ければシャクナゲの花の中で鳴いているところを見られるかもしれません。





ウグイス小屋を出るとすぐにヒノキ林は終わって再びシャクナゲ畑の中へ。
雨上がりで枝や葉が濡れていたので、ちょっと冷たかったです笑






つづら折りの階段を下っていくと「法師塚の池」が見えてきました。
出口はもうすぐです。





入口の石碑から恵念堂の少し下くらいまで続く別ルートがあり、そちらに「ハンカチの木」という木があるそうなので足を伸ばしてみました。

何か白い花が咲いている木があったり、その奥でミツバツツジが綺麗に咲いていたりしたんですが、看板とかが無いのでどれが「ハンカチの木」なのか確証を得られないままでした。
風にが吹くとハンカチのようにヒラヒラと揺れるそうなのですが。





ゲートではなく駐車場を基準にすると、グルッと回って戻って来るのに丁度1時間くらいでした。



詳しい情報は公式HPやインスタグラムでご確認ください。

播州平福しゃくなげの里公式HP
播州平福しゃくなげの里(@syakunagenosato) • Instagram写真と動画



残念ながらこの日はまだ固い蕾の状態でしたが、園内オリジナルの品種「矢代誉(やしろほまれ)」もあり、貴重な景色が見られるかもしれません。
月末くらいになるともっと開花が進んで綺麗に見られると思いますので、GW前後のお出かけ先の候補にいかがでしょうか?






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新築事業部 管理設計 玉中健太

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玉中 健太

玉中 健太

新築事業部 管理課 管理設計

資格:宅地建物取引士・二級建築士

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