こんにちは、営業の西澤です。
家づくりにおいてデザインを決めることは、その家族の印象を決めることとなります。
後悔しないお家づくりにするために、オススメのデザインと失敗しないポイントをヤマヒロの実例で解説していきます。
自分の理想とする家を具体化する手助けとして、ぜひ参考にしてください。
姫路市の平屋実例
〇杉板+塗装
オリジナル杉板のメリットは、木ならではの落ち着きや味があり、存在感があること。
時間の流れと共に、色の変化を楽しむことができます。
また、自然素材のため、将来的に廃盤になる可能性もありません。
デメリットは、ガルバリウム鋼板やそとん壁と比べ、定期的なメンテナンスが必要なこと。
5年おきにオスモ塗料の塗り替えが必要です。
1.Real Place Globe~20坪の小さな平屋~
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敷地面積 95.59坪(316.00㎡)
延床面積 20.04坪(66.24㎡)
施工事例はコチラ
このお家はお二人で住まれている20坪の小さな平屋です。
外壁材には杉板を使用し、カラーをグレーにすることで道行く人からの印象は柔らかく落ち着いた印象になります。
また、杉板を縦に張ることで縦のラインがはっきりと見え、建物がスタイリッシュに見えます。三角の屋根が可愛らしい印象を与え、重すぎないお家になります。
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2.文藝酒場 ちろり~土間で寛ぐ小さな平屋~
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敷地面積 50.82坪(168.35㎡)
延床面積 17.99坪(59.59㎡)
母屋の隣に建て、景観を損なわないように既存のお庭を上手く利用しながら、生えたように建てた小さな平屋です。中土間には薪ストーブを設け、ゆったりとした至福の時間を楽しめるようになっています。
この家は杉板を横に張ることで、重厚感を創り出し母屋を引き立たせるようになっています。
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3.山城の腰掛け~丘に建つ平屋~
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敷地面積 381.90坪(1262.48㎡)
延床面積 27.05坪(89.43㎡)
小高い丘の上に建つこちらの平屋は、5人で住まれている平屋です。
大きく平がるウッドデッキの先には木々の合間に田んぼや山が眺められるロケーションとなっています。
またこのお家の外壁は、杉板の鎧張りとなっています。武将の鎧のように一枚一枚の板に加工がされており、段差になっている箇所に影ができることにより、より重厚感を出し味わい深い外観を演出することが出来ます。
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〇そとん壁
そとん壁とは100%天然素材(シラスが原料)で作られた外壁材です。
雨が多い地域でも、雪国でも、劣化による色落ちや壁そのものの痛みも気にせず、本物ならではの優れた質感をキープしてくれます。
そとん壁のメリットは、耐久性と美しさです。
シラスが原料であるため、そとん壁は長寿命とされています。
その証拠に、シラスが使われている歴史的建築物が多数挙げられます。
こうした建築物が現存しているという事実は、シラスの高い耐久性を証明しているといえます。
また、そとん壁は、着色にも天然の鉱物顔料を使っているため、紫外線に強く、色あせとも無縁です。
4.樂々町屋 ~コの字の平屋~
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敷地面積 73.53坪(243.08㎡)
延床面積 29.56坪(97.72㎡)
デッキを囲むようにして建つこのお家は、離れていても家族の気配を感じる設計となっています。
そとん壁の平屋は“和モダン”の雰囲気を演出し、シラスの凹凸によって影が生まれ、ベージュの色は落ち着きを演出します。
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〇ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板のメリットは、金属でありながらサビにくい点、耐久性が高い点です。
軽量で耐震性が高く、内部に水が浸透しにくい防水性の高さも持ち合わせています。
手軽なメンテナンスとして、水洗いがあげられます。
雨が降ったときに窓や換気フードなどに汚れが溜まってしまう汚れのことを雨だれといいます。
雨だれなどの汚れが見られた場合は、まずは水で洗い流してみるようにしましょう。
またガルバリウムの外壁に現れやすい劣化の症状の1つに白サビがあります。
白サビを防ぐためのメンテナンスとしても定期的な水洗いを推奨しています。
シャワーで洗い流し、取れない汚れは中性洗剤を使って柔らかいスポンジで優しく擦ります。
その後洗い流すと、汚れが目立たない状態になります。
この時、傷が付きそうな素材のスポンジや高圧洗浄機などを使わないにします。
5.よってっ亭~みんなが気軽に集まれる、おもてなし平屋~
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敷地面積 102.40坪(338.52㎡)
延床面積 28.05坪(92.74㎡)
このお家は、古家を建て替えたお家です。
既存のお庭を活かし、デッキを大きく設け皆が集まるお家です。
外壁にはガルバリウム鋼板を使用していることで、軽くスタイリッシュな印象
なります。
また、屋根付きの駐車場を設けることで横に広がりが生まれ、どっしりと構えた家になります。建物と駐車場の壁を少しずらすことで、奥行き感が生まれます。
敷地を最大限に上手く利用した敷地ゾーニングになっています。
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姫路市の2階建て実例
6.焼杉の大屋根~仕事と団欒を両立できる家~
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敷地面積 82.10坪(271.41㎡)
延床面積 38.28坪(126.56㎡)
大きな屋根が特徴的なこのお家は、南北に細長い土地を最大限に利用した仕事も家族団欒も両立できるお家となっています。
杉板の縦ラインと木柵の横ラインをバランスよく配置し、もったりとした印象を和らげます。
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7.三角屋根のちいさいおうち~20代子育て世代の住まい~
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敷地面積 61.13坪(202.09㎡)
延床面積 30.06坪(99.36㎡)
三角の屋根とグレーの杉板の横張りが可愛らしい印象の子育て世代の住まいです。
少し洋風なイメージになるのが横張りの施工方法です。
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8.毛獅子の角屋~自然と人が集まる賑やかな住まい~
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敷地面積 77.07坪(254.79㎡)
延床面積 40.62坪(134.28㎡)
L字型に配置されたこのお家は、様々な用途で使い方が変化します。
二階建ての部分と下屋(平屋)の部分を創ることで、奥行き感を演出し重厚感が出ます。
そとん壁のベージュとオレンジ色の戸袋のバランスは“和モダン”になります。
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9.THE BASE~大切な人達の居場所~
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敷地面積 84.41坪(279.05㎡)
延床面積 27.05坪(89.42㎡)
ガルバリウム鋼板の黒色の外壁とオレンジ色の戸袋がアクセントとなる外観。
アプローチ部分には木々を植え、森の小道を歩くワクワク感を演出している。
2階建てのガルバリウム鋼板は、スタイリッシュに見えますが、植栽やカーポートなどの横のラインが入ることで全体的にまとまりが生まれ、落ち着いた印象になります。
□まとめ
外壁の色や素材、建物の形状、植栽などの外構、窓の位置などなど。。。
ひとつだけリストアップして見るとどうしても、バランスが悪かったり不格好に見えやすいですが、色々な組み合わせによってまとまり感ができ、外観のデザインが良くなります。
今回は、家族の顔となる“外観”をピックアップしましたが、内装のデザインも組み合わせで変化しますで、またご紹介します。
企画設計課 西澤絵里奈