伊豆旅行-6　虹の郷　前編

公開日:2025年01月09日　最終更新日:2025年01月08日

こんにちは、設計の玉中です。

2月に友人達と伊豆半島へ旅行に行った際のお話その6、2日目の午後は修善寺温泉街から少しだけ山を登ったところにあるテーマパーク『虹の郷』へ行きます。

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伊豆旅行-1　韮山反射炉

伊豆旅行-2　伊豆長岡

伊豆旅行-3　碧テラス

伊豆旅行-4　修善寺温泉街　前編

伊豆旅行-5　修善寺温泉街　後編

『虹の郷』は修善寺温泉街からバスで10分ほど山を登った先にあり、「SLと自然が楽しめる広大な花の国」と銘打たれたテーマパークです。

大きく6つのエリアがあり、
①イギリス村
②カナダ村
③伊豆の村
④匠の村
⑤日本庭園
⑥フェアリーガーデン（西洋花壇）

と分かれています。

①イギリス村

テーマパークの玄関口である『イギリス村』は中世イングランドの田舎町をイメージして作られた町並みです。チューダー様式と言われる建物が立ち並び、たくさん写真を撮りたくなるエリアです。

可愛い雑貨のあるお土産屋さんや、トイミュージアム、15インチゲージレールウェイミュージアムなどがあります。洋館付の小さい庭園で記念撮影もでき、小さなお子様も楽しめます。

到着した時点で既にお昼時。

園内の移動を助けてくれる汽車の時間まで少しだけ余裕があったので、2階建てバスを改装したカフェで小休止します。
中もレトロで時代を感じさせてくれます。

しっかりランチとして食べたいならパスタなどもあるんですが、時間の都合もあるのでスナックやパンなどだけにしました。

汽車の時間になったので駅舎へ移動。
『イギリス村』の駅舎は大きな登り梁が特徴的で、三角形の組合せによって強度を高めているトラス構造の木造建てです。

『虹の郷』の玄関口である『イギリス村』と西側の奥にある『カナダ村』を繋いでおり、およそ1kmの道のりを10分ほどで運んでくれる「ロムニー鉄道」です。
公共の鉄道として一番小さな規格の鉄道が､１５インチゲージ鉄道と呼ばれるもので､線路の幅が１５インチ(約３８センチ）しかなく､これより小さなものは模型となってしまいます。つまり、世界最小の鉄道と言えます。
この鉄道として運用できる最小サイズは日本で唯一のものとなっています。

実際にイギリスで市民の足として利用されている、ドーバー海峡の海岸沿いを走る「ロムニー・ハイス・アンド・ディムチャーチ鉄道」などの協力を受けて実現したもので、そこから「ロムニー鉄道」と名付けられました。

一度は枕木の老朽化などが原因で運行を中止していたのですが、ふるさと納税の一種であるガバメントクラウドファンディングによって資金を募り、令和4年に復活したものとなっています。

②カナダ村

伊豆市の姉妹都市であるカナダ・BC州ネルソン市の町並みを再現したもので、湖畔に佇む緑豊かな集落をイメージしたものとなっています。
建物は白を基調としたカナダ村の駅舎「ネルソン駅」を除くとビビッドトーンの鮮やかなものが多い印象です。カフェやブティックの他にカレイドスコープ（万華鏡）ミュージアムや子ども用の水遊び広場などがあります。