総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付合いいただき有難うございます。
さて、先日の神戸新聞に『コロナ明けで多くの外国人観光客が来日する中、兵庫県はインバウンド（訪日客）の取込みで、大阪や京都に大きく後れをとっている』との記事が載っていました。
上図は3府県における外国人宿泊者数の過去10年間の推移です。
コロナ前も兵庫県はそもそも大阪、京都には大きく差を付けられていましたが、コロナ後も兵庫はコロナ前の水準にまで戻っておらず、宿泊という点においてその差は広がっています。
県民の我々は、兵庫には世界遺産であり国宝の姫路城や神戸があるのに？と思いますよね。
しかし、観光消費単価（観光客１人の１回の旅行における観光消費額）という別の指標でも、兵庫は約32,000円で全国41番目なのに対し、大阪は91,000円（全国5位）、京都は52,000円（全国14位）となっており、これらを見ると兵庫は姫路城や神戸の街を観光して、その後は大阪や京都で食事や買い物、さらには宿泊をされてる実態が分かります。
建物といった観点からみても、確かに京都には寺社仏閣以外でも訪れて見てみたい街並みが今でも多く残っています。
しかし、姫路や神戸はどうでしょう？
姫路に行って見てみたい街並みってお城周辺以外には残念ながら無い…ですよね？
住宅を建てている我々には耳の痛い話でもありますが、少なくとも山弘が建てる住宅は流行に左右されず、街並み形成にも一役買えるような住宅でありたと思っております。
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総務部 小林孝弘
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