淡路島で建築中の「SAKURA HUT」の完成ももうすぐといったところで担当者や設計チームで竣工検査に行ってきました。
敷地は別荘地内ということもあって、元々沢山の樹木があり中でも桜の木はとても大きく育って印象的でした。残念ながらお花見シーズンの景色は写真でしか見れてないのですが、敷地周辺にも沢山の桜が植えられているので建築地からの眺めは圧巻です。
そんな桜の景色を気に入られてこの地に永住を決められたご夫婦二人暮らしの家を計画することになりまず一番重要なことは桜を楽しめる窓をどこに作るかということ。
せっかくなので枝に手が届くくらい近くにウッドデッキを伸ばしお花見シーズンには特等席で楽しんでもらえるようにしました。
この別荘地は海の傍にあるのですが海までが急峻な崖となっていて建築地からは少し見えにくい状況で当初設計前は「２階から少し見えれば良いのですが」という話をお伺いしていたのですが敷地調査に訪れた時に敷地の奥に立つと道路沿いにスーっと視線が抜けたその先に海が見えるのを発見して、これだとリビングからも海が見えるなと確信しました。
おかげでリビングから桜の木と海が同時に見えるという素敵な窓になりました。
床面積は15坪（49.69㎡）と数字だけ見ると狭小住宅ですが中はとても豊かで二人だとこれで充分と思える内容に出来上がりました。
今週末お引渡しとなります。
ヤマヒロ住宅事業部営業設計１課 築山大祐
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