こんにちは、設計の玉中です。
岡山県真庭市にある『勝山町並み保存地区』の散策記事、第二弾です。
前回の続きで保存地区を北から南下していくと、蔵の2階でランチを食べられるお食事処を発見。
お昼ご飯はこの『お食事処NISHIKURA』さんに決めました。
この建物は酒蔵を改装して店舗にしているそうで、文化庁の登録有形文化財に登録されている貴重なものです。寅さんでお馴染みのテレビドラマ「男はつらいよ」のロケにも使われたそうです。
建物の中は古い梁などもそのまま大胆に現しており、古くて光沢のある松の梁は力強さを感じます。
屋根勾配が緩くはない上に奥行きが大きめなので、梁さえ躱せば空間としてはなかなか大きい印象です。
しかし、一番低い梁は普通に歩くと頭を打つくらいの高さに来ていますので注意が必要です。
壁も古材の梁とマッチした落ち着いた色合いの左官壁となっており、トイレの入り口横には稲穂を塗り込んだ装飾が施されています。
ランチは「豚肉の麹漬け定食」を注文。小鉢や香の物も良かったんですが、やはりメインの豚肉が特に美味しい。麹の力で柔らかく、甘みを増していてご飯が進みました。
車で来ているのでお酒は飲めませんでしたが、純米酒や地ビールも提供されています。
1階は物販スペースで、食事処でも提供している純米酒を中心に多くのお酒が並んでいます。
他のお客さんもいてあまり1階は写真を撮れませんでした・・・。
食後のデザート代わりに岡山県内で生産されている、山葡萄のノンアルコールスパークリングワイン『風のシルフ』を購入しました。
お食事処となっている蔵の向かいには運営会社の『御前酒蔵元 辻本店』があり、コチラの建物も酒蔵と同じく登録有形文化財に指定されています。
特に2階の窓についている格子は目が細かくて技術の高さを感じます。
辻本店さんの純米酒は岡山県内産の「雄町米」を厳選して使用しています。
「雄町米」は4大酒米と言われる品種の中でも特に草丈が高いため倒れてしまうリスクも高く、病気にも弱いため育生が難しい。その代わり心白と呼ばれるお米の中心部分にある白く濁った部分が他の品種よりも大きく、酒造りに適した良質なでんぷんを多く含んでいる。とのことです。
腹ごしらえも済んで、また町の観光へ繰り出します。
続きはまた第三弾にて。
住宅事業部 実施積算課 玉中健太
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