こんにちは、設計の玉中です。
先日、岡山県にある『柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園』に行ってきました。
柵原ふれあい鉱山公園は岡山県久米郡にある公園で、
宍粟市からは中国道から湯郷温泉ICを経由して約1時間の距離です。
「鉱山公園」という名前ですが、周辺の鉱山から掘り出した鉱石を運ぶために作られた片上鉄道の吉ヶ原駅舎と操車場があった場所を公園として整備したため、このような名前になりました。
現在でも吉ヶ原駅舎はそのまま残されており、修繕して公園の入口兼シンボルとして今なお愛されています。
この駅舎は登録有形文化財にも選ばれています。
駅舎だけでなく、当時使われていた客車車両や輸送用貨車も保存されています。
現在は休止中ですが月に1回、この保存車両を運転するイベントも行われていて、鉄道ファンの間ではかなり有名なようです。
中に入ったりは出来ませんので、窓から撮影しました。
吉ヶ原駅舎から歩いて5分ほど離れたところにもう1つ、黄福柵原駅舎もあります。
こちらはそのまま残したものではなく再現されたものだそうですが、吉ヶ原駅舎同様の三角屋根と明るいベンガラ色が特徴的な建物となっています。
こちらにはディーゼル列車が止まっていました。
この線路の様子や駅舎が特徴的ということで映画などのロケにも使われています。
公園内には列車だけでなく、同じく鉱石を運ぶために使われていたという高瀬舟を復元したものも展示されています。
近くを流れる岡山県内三大河川の1つ・吉井川を瀬戸内海へ下って、鉱石や年貢米・炭などを輸送していました。江戸時代には吉ヶ原近辺だけで約160隻の高瀬舟が運用されていたと考えられています。
復元制作から30年以上雨ざらしなので傷みがきてしまっていますが、元はそのまま使えるくらい精密に再現されたもののようです。
公園内には他にも人材竪坑櫓のレプリカもあります。
当時の半分だという約12mに圧縮したもので、ヘットシーブ(櫓上滑車)の保存・展示を目的として作成されました。
本来のサイズである地上部約24mで稼働していた時には、深さ約450mまで人や物を運ぶ35人乗りのエレベーターとしておよそ30年間に渡って活躍していたそうです。
公園の敷地内には『柵原鉱山資料館』があります。
資料館も興味深いものだったので、次回紹介したいと思います。
住宅事業部 実施積算課 玉中健太
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