住宅事業部の不動産担当の北岡です。先週の続きです。
さてさて、どのような物件が古家になるんでしょうか?
実は、古家には明確な基準はなく、老朽化の程度や利用の可能性、居住性能の有無で古家かどうかを判断するようです。
不動産市場では築10年を超えると不動産の価値は下がり、ほとんど土地だけの価値になります。そのため、一般的には築年数が20年を超えると古家といわれるケースが多いです。
古家の場合は、大掛かりなリフォームやリノベーションの必要があり、解体して更地にした方が買主は購入意欲がわくものです。でも売主が古家のままにしているには売主にとってメリットがあるからです。
売主にとって、古家があると解体費用が不要になるだけでなく、固定資産税が安くなります。
では買主にとってのメリットとは?
①相場よりも安い価格で購入できるケースが多い。
たとえば、古家付きの土地価格が1500万円とすると解体費用が300万掛かるとすると、近くに同じような広さの更地を1700万円で購入した方がお得と考えるわけです。
古家があると購入意欲を下げる原因になるため、お得感が伝わるように、相場より価格を安く設定されているケースが多いです。
②新築を建てたときのイメージができる点。
価値のない建物ではあるが、建物の大きさや間取りなどで更地よりイメージしやすい。たとえば駐車場の位置が適切だったかどうか、日当たりや風通し、窓の位置など実際の建物で検証できます。
③建物をリフォームやリノベーションとして利用ができる。
運が良ければ中古一戸建てと変わらないクオリティの物件を安価で購入できるかもしれない。売主にとっては価値のない建物でも、買主には魅力的な建物と感じる場合があります。古家付きの土地に建っている古家が、長年、人が住んでいないボロボロの廃屋をイメージするかもしれません。しかし、つい最近まで大事に住んでいた人が高齢のため売却する場合もあるんです。
次回は、古家付きの土地を購入する時の注意点について、ご説明しましょう。
住宅事業部営業設計二課 住宅営業&不動産担当 北岡大実
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