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山林を歩く-7 鬢櫛山

こんにちは、設計の玉中です。

散歩がてら山林を歩く、第7弾です。
過去記事は下のリンクからどうぞ。

山林を歩く-1 国見山@宍粟市
山林を歩く-2 長水山@宍粟市
山林を歩く-3 星田園地@大阪府交野市
山林を歩く-4 広峰山@姫路市
山林を歩く-5 横山@三重県志摩市
山林を歩く-6 愛宕山・高取山@宍粟市




今回歩いてきたのは、姫路市にある「鬢櫛山(びんぐしやま)」です。
JR播磨高岡駅の南側にあり、市立琴丘高校の裏にかけて広がる標高200m弱の低山です。


おそらく地元の方でないと存在を知らないくらいの山だと思うのですが、
「姫路城の石垣に使われた石の多くはこの鬢櫛山から切り出した」と言われています。




更に南へ高岡山(たかおかやま)・籾取山(もみとりやま)・井ノ口山(いのぐちやま)・苫編山(とまみやま)と続いていて、どこからどこまでがその山なのかハッキリしなかったのですが、ネットで他の方の登頂記録などを見ると私は鬢櫛山だけしか行ってないかな?という気がしました。

鬢櫛山

高岡山とさらに南




まずは播磨高岡駅の裏側にある鬢櫛山登山道入口へ。

階段横のフェンスに看板が掛かっていますが、知らないと通り過ぎてしまいそうです。





階段を登った先は岩肌が剥き出しになった斜面です。
そこそこ急ですし、ところどころ落ち葉やコケで滑りやすくなっていましたが、足を掛ける場所(窪みなど)を選びながら進めば手をつかなくても登って行ける程度です。




岩肌を登ると電線を支える鉄塔の根元に着きました。
この時点では駅前で1番高いマンションと同じくらいでしょうか?

まだ岩がゴツゴツと突き出ていますが、砂地の道が多くなっています。


実際に登ったのは12月の初頭で、まだ紅葉も残っていました。





鉄塔から上は雑木林の間を抜ける砂地の道となりました。
いよいよ「山林を歩く」らしくなって来ました。




鉄塔から登り続けること10分ほど、
砂の道がまた岩肌に変わってきます。

雨水が流れて浸食された跡なのでしょうか、
ウォータースライダーのような岩の道を遡っていきます。





スライダーを登りきると、少し開けた場所になりました。

だいぶ登ってきたようで、遠くに姫路城も見えています。
頂上に近づいてきたからか、松の木の割合が多くなっています。
てっぺんまではあと少しです。




頂上に着きました。登山口から20分ちょっとくらいでした。

本当に一番高いところは岩の先端です。
手摺や柵があるわけではないので、岩に登る時は要注意です。

看板は若干逸れた林の中にあったそうなんですが、見つけられなかったので、ネットからの拾い画です。




先ほどの岩のてっぺんに座った状態で写真を撮ると、崖のように切り立っていることがわかります。また、この頂上付近の岩には幾つか、長方形らしき穴がありました。

ココが石垣用の石を切り出した場所で、穴は道具を固定していた跡なのかもしれません。





てっぺんから先程お城が見えた地点まで下りてくると、
運良く虹が掛かっているのが見えました。

虹の根元がちょうど姫路城の方向でした。




岩スライダーを通り抜け、もう少し下ったところに東への分岐があります。
行きはスルーしましたが、帰りはコチラの道を下ってみます。





東へ下っていく道は登ってきたルートに比べてコナラ等の広葉樹が多く見られました。

途中には「本当に道なのか」と思いたくなる部分もありますが、ピンクのテープを追いかけて進めば迷いはしなかったです。





山頂からおよそ20分で琴丘高校の体育館裏に到着しました。

ここからまた少しだけ登って東のてっぺんを目指します。





高校のところから再度登り始めて約5分、東の山頂に到着です。
高さは大したことないと思うのですが、勾配は割ときつめだった印象です。

山の南側は切り立った岩の崖になっており、落石防止用と思われるネットで覆われていました。




ここから播磨高岡駅の方に戻りたいので、北へ向けて山を下りて行きます。

同じくピンクテープを追いかけて進んでいくのですが、さっきも道か疑わしい部分がありましたがこちらはより一層道らしさの欠けた部分が多いです。


最終的に山の北西にある「ボディショップチバ」さんの近くに出てきました。

東のてっぺんからは約15分。
鬢櫛山の登山口からトータルで1時間ちょっとでした。

山歩きサイト『YAMAP』さんで報告されている鬢櫛山周辺の活動記録だと
鬢櫛山だけで登山に30分くらいかかっているようなので、それくらいなのだろうと思います。

GoogleMAPには小学生の子どもさんと一緒でも30分前後で登れて、日の出を見たというコメントもあるので、メインの登山道を上り下りするだけなら初心者にも安心なのだと思います。







今回の鬢櫛山は姫路城の石垣という例でしたが、いつも目にしている身近なところにも実は史跡があったり、歴史・文化に深い関わりがあったりすると考えるととても面白いです。

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玉中 健太

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