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大分旅行④ 地獄巡り・中編

こんにちは、設計の玉中です。

大分旅行の2日目、別府温泉の地獄巡りの続きです!
7つの地獄を全部廻ったのを書くと長くなるので、今回は3つに分けた中編です。





大分旅行の過去記事は下のリンクからどうぞ
大分旅行① うみたまご
大分旅行② 別府まちぶら

大分旅行③ 地獄巡り・前編



海地獄は源泉の池が別府の地獄の中で最大です。
名称は源泉の湧き出る池が海のようなコバルトブルーであることから名付けられました。
海のように大きいからではなかったようです・・・。

ブルーの色は硫酸鉄を多く含む酸性の池だから。

明治時代に大分県議員が海地獄で遊覧施設を整えて、入場料を取るようにしたことが
地獄巡りという観光のはじまりと言われています。


趣のある藁葺きの長屋門が入口となっていて、
門をくぐると目の前には「蓮の池」と和風庭園が広がります。

看板があるので勘違いしそうになりますが、これはまだ海地獄ではないんですよね。
そんなに綺麗なブルーはしていません笑

しかし、この蓮も温泉に適応した熱帯性のものという見所の1つ。
一番大きな大鬼蓮(オオオニバス)は小学校低学年くらいの子どもなら
蓮の葉に乗れるくらいなんだそうです。



鉱物の違いなのか、藻の影響なのか、蓮池は緑色に見えます。
鴨が気持ちよさそうに泳いでいたので、源泉と違ってほどほどの温度なのでしょう。


メインの海地獄へ到着。
かまど地獄のブルーよりも少し澄んでいるような気がしました。

海地獄の裏側へ回ると高台に展望台もあります。

源泉が湧き出している奥の岩場は赤褐色に変色しています。
硫化鉄が還元されて普通の鉄になっているのでしょうか?



海地獄の端では温泉卵が作られていました。




海地獄の特徴の1つがカフェテリアやお土産物屋・ギャラリーを備えた建物があり、
テラス席から海地獄を眺めながら一息付けることです。

庭園をバックにした景色は紅葉の時期が最高なんだとか。

夜間のライトアップなど、時期に合わせたイベントも沢山あるようです。


海地獄のすぐ横に隣接する鬼石坊主地獄は、
かまど地獄一丁目と似たような灰色の熱泥です。

沸騰して水面が膨らんだ様子が坊主頭に例えられてこの名前になりました。

粘り気が強く、ボコッ、ボコッと持ち上がって坊主頭になる池もあれば
あまり持ち上がりはせずに波紋を生む程度のところもありました。


龍巻地獄は7つの地獄巡りの中で唯一の間欠泉です。

地下の水圧と沸騰温度との微妙な関係性によって
天然の間欠泉がほぼ一定時間ごとに噴き出すというスポットです。


間欠泉がの休止間隔はだいたい30~40分で、噴き出す時間は6~10分くらい。
日本に限らず世界でも有名な間欠泉は沢山ありますが、
これほど短い周期で起きるものは珍しいそうです。

熱湯が飛び散らないよう岩を組んで囲い、上にもフタをしてあります。

鑑賞する際はステージを眺めるような形で階段状にベンチが設けられているので、
入口の売店スペースで飲み物を買ってノンビリ待つことができます。

間欠泉の湯量は「思ったほどではない」という印象でしたが、
勢いが凄くて、うねりを伴っており、龍巻に例えた気持ちは納得でした。





以上で地獄巡り・中編は終了です。

次回は地獄巡り・後編、大分旅行の最終回です。

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玉中 健太

玉中 健太

新築事業部 管理課 管理設計

資格:宅地建物取引士・二級建築士

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