総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、先日一人暮らしをしている長男から「家にあるレコードとプレーヤーを下宿に持って行ってもええか？」って電話ではなくLINEにコメントが来ました（笑）
聞けば今、レコードを聴く若者が増えているそうで、長男もプレーヤーも無いのにレコードだけは先に買って持っているんだとか。
まぁ確かにレコードは聞かずともレコードジャケットを飾っておくだけでも絵になりますからね。
思えばうちにあるプレーヤーは私が物心ついた時からあったもので、実家から持って来たもの。
なので恐らく50年近く前のもの。
私もたまにふっと“物思いに耽りたいなぁ（笑）“なんて思うことがあり、そんな時にレコードを出して聴いています。
しかしレコードを聴くのは改めて思えば面倒くさいですよね。
①ジャケットからレコードを取り出す
②レコードをナイロンカバーから出す
③レコードをプレーヤーに置く
④レコードに合わせて回転数を選ぶ
⑤埃を被っていればクリーナーを掛けて拭き取る
⑥聴きたい曲の前奏部分に針の狙いを定める
⑦針を落とす
そして、ようやく聴ける。
今は携帯さえあれば、音楽を聴くのはほんと便利な時代。
携帯に音楽アプリさえあればその場で聴けるし、Bluetoothでスピーカーに繋げば大音量でクリアーな音楽も愉しむことができます。
しかし、そんな便利な時代だからこそ、ひと手間掛けて音楽を愉しむ、決してクリアーでもない音質のレコードが逆に持て囃されるのかもしれません。
うちの息子も面倒くさいことを言うなぁと思いつつ、本音のところちょっと嬉しかったりして、いまレコードを広げて、プレーヤーを掃除してやっています。
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総務部 小林孝弘
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