総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、近年は木造の学校は見かけなくなり久しいですが、私が小学校に通っていた時代(45年ほど前ですが…)はまだ木造校舎も各地にありました。
現に私の小学校も入学当初まだ木造校舎でした。
ただ、在学中に現在の鉄筋コンクリート造の校舎に建て替えられましたが…。
写真は兵庫県の豊岡市出石町にある弘道小学校。
20年ほど前、山弘の社員旅行で訪問させていただきました。
当時としても新築校舎を木造で建てるのは全国的にも珍しかったのに加え、教室ごとに仕切りが無い、オープンクラスター配置というつくりでも話題を集めました。
少なくなった木造校舎ですが、一方でフランスやカナダではコンクリートや無機質な素材で囲まれた教育環境が心に悪い影響を与えているのではないか?との研究報告もあるようです。
実際、木とコンクリートの校舎では受ける印象も違いますが、統計ではストレスやケガの発生、保健室の利用がコンクリート校舎に比べ、木の校舎の方が圧倒的に少ないそうです。
また、コンクリート校舎でのケガには「ケンカ」や「人に押された」という気持の苛立ちが原因だったケースが多いとの報告もあるようです。
さらに授業中に眠けやだるさを感じたり、イライラして集中しにくいと感じる割合が高いのもコンクリートの校舎で、その意味で床や壁を木に変えると、子供たちの疲労感が逆に軽くなるとの分析結果もあるそうです。
つまり、学校環境の違いが子供たちの心に大きく影響している証だとも言えます。
もちろん大規模な校舎になると予算や耐震性の問題もありますが、大切なことは、造り手の都合ばかりではなく、そこで生活する人を中心に環境づくりを考えることの方がより重要ではないでしょうか。
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総務部 小林孝弘
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