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炭にも白色がある…?

総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、この夏、友人とまたは家族とBBQ(バーベキュー)をされた方も多いことでしょう。
このBBQにも使用する炭ですが、黒炭と白炭の二種類あるのはご存知でしょうか?
一見同じように見える炭ですが、その性質には違いがあります。


違いは製造過程にあって、白炭は炭化が進んだ時点で大量の空気を入れ込み一気に窯内の温度を上昇させ、まだ炭化できていない部分を燃焼させて炭の品質を上げて作られます。
その後、真っ赤になった木炭を窯から出し、(けし)粉(けしこ)と言われる灰と土の混合物をかけて冷まします。
そのため炭の表面が白っぽく見えます。
炭そのものも揮発分が少なく硬質のため火持ちがよく、主にはウナギの蒲焼きなどの営業用として使われ、備長炭が白炭の代表とされています。

一方、黒炭は精錬後に窯の口を塞いで密閉状態にして消化します。
このため窯の内部で温度に差が生じ、炭化が一定にならず、揮発分も多い軟らかい炭となります。
一般に市販されているBBQ用の炭は主にこの黒炭です。
ただ、この黒炭は切口に放射状の細い割れ目が入り、菊の花のように見え、美しいことから茶の湯炭として重宝されています。

今度BBQされる時などはそう思って一度、使う“炭“を見てみて下さい。

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総務部 小林孝弘

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小林 孝弘

小林 孝弘

総務部 部長

資格:二級建築士

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