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「材木工場見学ツアー」って何なの? ①製材工場

住宅事業部の北岡です。今回は漠然と「木の家」が良いんだけど・・・。と思っておられる方にお勧めの見学会についてのお話です。

「木の家にはあこがれるけど、性能が気になるな」

「私たちの家に使われる木材のこと、良く知らないな」

「なぜ「しそう杉」を使っているの?」

「子供たちに貴重な経験をさせてあげたい」・・・・・etc

 

ヤマヒロは、宍粟市山崎町で製材業として創業し、宍粟の森林の荒廃化を防ぐためにも宍粟の木材を使用した家づくりに、ずっと取り組んでいます。

そんな「しそう杉の家」の「こだわりの源泉」がわかるのが、この『材木工場見学ツアー』です。

  

ヤマヒロには、木材工場が3か所あります。

①製材工場→②建材加工工場→③プレカット工場(→横須モデルハウス)

各々違う役割があり、今回は①製材工場についてご案内しますね。




①製材工場とは、簡単に言うと丸太を角材にする工場です

       

①製材工場には、これだけの工場棟があります。

  

最初は、大径木対応製材機の工場見学

丸太から角材や板材を挽く製材機の見学です。帯鋸(オビノコ)の大きなものがついた機械でカットします。みるみる間に丸太が柱や梁材に変わっていきます。

高性能の設備投資の背景には、杉材などの地域材の大径化があり、
原木を一層効率よく挽く体制を構築することによって製材品目と供給能力の拡充が図れるからですね。





次の見学は、丸太置き場と木材乾燥機の土場がある敷地の奥です。

  

「しそう杉」が、長さと口径で振り分け,仕分けされています。

  

ここには2種類の木材乾燥機があります。

右側の乾燥機は「中温乾燥機」です。80℃前後の温度で1週間ほど乾燥します。当社で「板材」を中心に乾燥させます。

左側の乾燥機は「真空減圧乾燥機」。〇〇千万という高価な乾燥機です。

構造材を1週間ほど乾燥させます。真空なので木材が酸化せず、綺麗に仕上がります。

そしてひび割れも少なく木材の薫りもそのまま。木材の成分である「リグニン」も抜け出ることがありません。ほとんどのメーカーの木材は高温乾燥機なので「リグニン」が抜け出ているんですね。

木材のもつ硬さや、耐朽性、耐候性などの性質は、リグニンの存在と密接に関連しています。

とっても大事な成分なんです。

  

JAS棟での木材性能検査機のある工場棟。

ここは、製品の含水率と強度(ヤング係数)を専門測定機器を使用して測定します。
測定された数値は、JASの機械等級区分で木材一本一本印字できます。

現在、JAS認定の申請中なので、近日中には印字された木材が供給されることになるでしょう。

  

次回は②建材加工工場のご紹介をさせていただきます。

住宅事業部 営業設計  北岡

  

  

  

  

北岡 大実

北岡 大実

新築事業部 企画設計課

資格:一級建築士、建築施工管理技士1級、宅地建物取引士、 三級ファイナンシャル・プランニング技能士

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