新築で戸建て住宅を建てる際、玄関ポーチにこだわる方も多いです。
玄関ポーチは、家に入る時に最初に目にする場所のため、見た目だけでなく、機能性についても重視して作る必要があります。
そこで今回は、玄関ポーチの広さをはじめ、どのような点にこだわって玄関ポーチを設置すれば良いのかについてお伝えします。
玄関ポーチにベストな広さを把握して、使いやすく見た目の良い、理想の玄関ポーチを叶えましょう。
□玄関ポーチの広さはどれくらいがベスト?
玄関ポーチはどれくらいの広さにするのがベストなのでしょうか。
一般的に横幅が270cm、縦幅が180cm程の広さがあると、使い勝手の良い玄関ポーチを作れます。
狭すぎると、出入りに不便を感じたり、荷物を置くのに十分なスペースがなかったりと、ストレスや不満につながってしまいます。
そのため、横幅270cm、縦幅180cm程の広さを確保して、移動や出入りのしやすい玄関ポーチにしま
ょう。
ただし、家族構成やライフスタイルによっても、最適な広さは変わってきます。
そのため、ご自身やご家族のライフスタイルを見直して、必要な広さ+ゆとりを意識して玄関ポーチの広さを決めていきましょう。
□玄関ポーチを設ける際のポイント
玄関ポーチを取り入れる際には、広さ以外にも気を付けてほしいポイントがいくつかあります。
ここでは、その中でも特に注意してほしい5つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.屋根(庇)
玄関ポーチを取り入れる際、屋根や庇は別になくても問題ないと思われる方も多いでしょう。
しかし、屋根や庇を設置しておけば、日差しや風雨を防いでくれるため、あって損はありません。
ポーチ部分に雨風が入ってこなくなるので、使いやすい玄関ポーチになるでしょう。
2.照明
玄関ポーチに使われる照明には、主に次の3つの種類があります。
・軒下ダウンライト:屋根や庇部分に設置する照明
・ポーチライト:外壁に取り付け、ポーチ全体を照らす照明
・屋外フットライト:段差に設置し、足元を照らす照明
それぞれ異なる特徴があるため、機能性やおしゃれさにこだわって、お好みのものを取り入れてみましょう。
3.床・タイル
玄関ポーチに使用する床材は、「滑りやすさ」と「掃除のしやすさ」に着目して選びましょう。
特に「滑りやすさ」については、雨や雪の日に滑って転んでしまい、怪我をしてしまうこともあります。
安全な玄関ポーチになるように、凹凸やザラつき加工がされている床材を使用するようにしましょう。
4.階段
玄関ポーチは一般的に、地面から30cm程度の高さに設置されているため、階段を設置する場合が多いです。
お子様や高齢の方がいるご家庭は、1段を15cm以内に収めると勾配が緩やかになり、安心して上り下りできます。
また、バリアフリー化を図るためには、スロープを取り入れるのも有効なので、ぜひ活用してみてください。
5.玄関ドア
玄関ドアは開き方により、「外開き」「内開き」「引き戸」の3種類に分けられます。
一般的な日本の住宅では、外開きの玄関ドアが採用されていますが、ポーチの広さを最大限に活用するためには、引き戸の導入も検討してみましょう。
□まとめ
玄関ポーチは、横幅270cm、縦幅180cm程の広さにすると使い勝手が良くなります。
ただし、理想的な玄関ポーチの広さは、ご自身のライフスタイルやご家族の家族構成によっても変わってくるので、当社のような家づくりの専門家と相談しながら、どれくらいの広さにするのかを決めていきましょう。