すっかり秋も深まり、お鍋が恋しい季節となりました。
設計の築山です。今日も、本棚から一冊ご紹介します。
今日の一冊は、ブルーノ・ムナーリ著、木をかこうです。
ブルーノ・ムナーリは、ウィキペディアによると、ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari, 1907年10月24日 ミラノ – 1998年9月30日)は、イタリアの美術家。美術家、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、教育者、研究家、絵本作家など、ムナーリには多くの顔があるため、その全体像が掴みにくい。
とあります。とにかく多才な方なわけですね。
ブルーノ・ムナーリ氏は木の描き方を木が生長する過程を見せることで、読者に気付かせます。1本のみどりの棒がすこしずつ、すこしずつ枝が分かれて、葉がしげって、花がさき、実がなります。
そして、一番先にある枝は細く、地面に近くなるにしたっがって徐々に太くなる。その規則はおおむね倍々になっていることも後半単純化したモデルを使って教えてくれます。あとは、よく観察してみるといろいろなパターンがあるとも教えてくれます。
とにかく、この本を読めば、ちょっとかいてみたくなることまちがいなし。
この週末は、スケッチブック片手に公園にでも出かけてみてはいかがでしょう。
営業・設計課 築山