こんにちは、営業の西澤です。
断熱材に引き続き、今回は【C値・UA値】について。
まずは【C値】について。
【C値】とは、
建物の床面積1㎡あたりの隙間面積を表す値で、
小さいほど気密性の高い家になります。
測定方法は、送風機、流量測定機、内外の圧力測定、内外の温度計などで
構成されている「気密測定器」を用います。
気密測定用の送風機で、屋内の空気を屋外に追い出します。
その時の風量と屋内と屋外の気圧差から気密を測定します。
【UA値】とは、
外皮平均熱貫流率といい、屋根や天井・外壁・窓・床など
室内と外気との境界になる部分の断熱性能を表す指標のことです。
UA値は、地域によって基準値が異なります。
最北端の北海道では、寒さが逃げないようにしなければいけませんので
0.46W/㎡K以下が基準値となります。
逆に、沖縄ですと基準はありません。
ちなみにヤマヒロのある兵庫県は、
大部分が5・6地域に該当します。
基準値はZEH基準ですと0.6W/㎡Kです。
ヤマヒロの標準値は
C値・・・1.0㎠/㎡前後
UA値・・・0.55~0.6W/㎡K程度 です。
C値やUA値は家の大きさ、間取り仕様によって
数値は前後します。
また断熱材の性能によっても数値が前後します。
ヤマヒロの標準仕様の断熱材については、
前回の記事をご覧ください!
https://www.yamahiro.org/blog/41494/
C値やUA値の数値が高いと
空調の効きも変わります。
ただ数値が高いからといって快適ではありません。
次回は空調について
【全館空調】についてをお話します。
営業設計一課 西澤絵里奈