営業の本種です。
今日はこの本を紹介します。
この本は具体と抽象を繰り返すことによって思考力が飛躍的にあがり、いままでみえなかったことがみえてきたりするようになります。
まず抽象化とはどういうことかというと、抽象化とは、分類されたものを一つにまとめて表現することで、例えば、100ページぐらいある資料を一言で簡単にまとめて表現することも抽象化のひとつになります。
抽象化が線を引くことだとすれば、具体化はその引かれた線を詳細化することになります。
具体化はHowで抽象化はWhyになります。
手段から目的を考えるのがWhyで目的から手段を考えるのがHowです。
例をあげると体重をこの一年間で5キロ減らす目標をたてた人がいるとします。そのために余計なものをたべない、食生活を最適化するを目標にあげたとします。
これを具体と抽象で表現すると、かなり抽象的な表現が多く、具体性がないのでもっと具体的にしないといけません。
このような場合だと最適化など抽象的な表現をするのではなく数字で表現することがいいです。
そうすることによって逃げ道をなくすことができ目標を達成できる可能性があがります。
最近では~の徹底、~の強化など抽象的な表現がよく使われていますが、これだと到底目標を達成できないのであまり使いたくない表現になります。
このようなトレーニングを続けていれば、物事の本質が見えるようになり、かなりレベルアップできると思うので、難しいかもしれませんがやってみる価値は十分にあるのでぜひやってみてください。
リフォーム事業部山崎 本種 恭典