土地が狭い場合、家を建てると道路から玄関の距離がかなり近くなってしまうケースがあります。
そのような家では、道路が近いことから人通りや視線が気になってしまう問題があります。
この問題を改善するのに役立つのが外構です。
今回は、道路から玄関が近い場合の外構づくりのポイントについて紹介します。
□道路が玄関から近い場合におすすめの外構とは?
道路が玄関から近い場合には、玄関の目隠しを設けると良いでしょう。
玄関の目隠しにはいくつか種類がありますが、以下の2つがおすすめです。
1. 家の中の床面が見えない程度の目隠し
ドアを開けると家の中が道行く人から丸見えになっている場合は、室内の床面だけでも見えないように外構を設けると良いでしょう。
それほど大きな外構を付けない場合でも、インターホンやポストを取り付ける門柱を玄関前に置くことで目隠しにもなるので一石二鳥です。
また、門柱が他の場所にある場合は、インテリアに合ったウォールを設けることでプライベート空間を守るだけでなく見た目の印象も良くできるでしょう。
2. 道行く人と視線が合わない目隠し
ドアを開けてすぐ道行く人と目が合うのはかなり気まずいです。
そのような状況を避けたい方は、目線を遮れる高さの目隠しスクリーンを設けると良いでしょう。
ある程度の高さがあると、それだけサイズも大きくなるので素材感も出ます。
家のテイストに合ったデザインのものを選んで、一体感を崩さないようにしましょう。
□外構づくりで気を付けたいポイントとは?
ここからは、玄関アプローチを作る上で重要なポイントを紹介します。
1. 滑りやすい素材を使わない
玄関アプローチは基本的に人が通る道なので、滑りやすい素材を使うと雨の日に転んでしまう恐れがあります。
滑りやすい素材はできる限り使わないようにしましょう。
2. 水はけを良くする
水はけが悪いと、当然水溜まりができやすくなります。
水溜まりができると、苔ができて滑って転んでしまうことも考えられるので、水はけを良くするよう気を付けましょう。
3. 死角を作らない
玄関アプローチに死角ができると、泥棒に狙われやすくなるため、死角は作らないようにしましょう。
どうしても死角ができてしまう場合は、センサーライトや砂利を使って防犯対策を行うと良いでしょう。
□まとめ
今回は、道路から玄関が近い場合の外構づくりのポイントを紹介しました。
道路から玄関が近いと、ドアを開けた時に視線が入ってきたり、普段から落ち着きのない空間となったりするので、外構を設けることで視線を遮るようにしましょう。
また、玄関アプローチを作る際には、今回紹介した3つのポイントを必ず押さえるようにしましょう。
当社では、周辺環境を考慮した上で、庭や駐車場などの外構を考えております。
外構づくりでお悩みの方はぜひご相談ください。