設計の築山です。久しぶりに本棚から一冊ご紹介しようかと思います。
暮らしのヒント集
平成二十一年四月十六日初版第一刷
著 者 暮らしの手帖編集部
発行所 暮らしの手帖社
ここにならんでいるいくつかのヒントのなかで、
ふと目についた項目を読んでみてください。
たぶん、ああそうだったということになるでしょう。(本文冒頭より)
ということでしばらくの間いくつかの項目を紹介したいと思います。
家中にある、一年以上使わなかったものを、そろそろ処分してはいかがでしょうか?
処分してみると、こんなにスペースを使っていたかと驚きます。
「収納が足りないから困っている」という方のご相談がありまして、おうちの方へお伺いしてみると家中に物が溢れていて、大袈裟な表現ではなく足の踏み場がない状態。そんなときはできるだけ冷静に「収納が足りていないのではなくて物が多いのですよ。」と教えてあげます。大なり小なり収納でのお困りごとは物を処分することで解決できます。皆さんは朝のコーヒーを注ぐマグカップに自分が飲む分しか注ぎませんよね。「俺はいつも2杯飲むから」といって2杯分注げば大惨事、溢れ出してしまう事を知っているからです。だけれど私たちは、こと収納に関しては時々、「私の家の押入は4次元空間とつながっている。」などと勘違いをしてまい、ついに溢れ出た物たちを見て怪訝な顔をするのです。「はて、これはどこからやってきたの?」と。モノに家を乗っ取られる前に1年以上使っていないものは処分してみてはいかがですか?
住宅事業部
営業設計
築山