設計の中村です。
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際(きわ)を考える
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建築の仕事をする上で
とても重要なこと
と考えています。
ここを
疎かにすると
せっかくの良い間取りでも
台無しになります。
こういった
細かい部分を
『ディテール』
という言葉で
表現したりしますが
これで
家の良し悪しは
決まります。
際とは
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1.とき。場合。機会。
2.物と物との接するところ。
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などの意味がありますが
特に
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2.物と物との接するところ
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がとても重要で
建築においても
いろいろな際があります。
窓際、壁際、天井際、チリ際・・・
そんな『際』のお話
第一弾
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内と外をつなぐ
デッキ際
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デッキは、
内と外との間にあるため
窓との関係性
庭との関係性
の両方を考えることになります。
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CASE①:大きなウッドデッキ
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例えば
リビングとのつながりで設けた
大きなウッドデッキは
大きな窓を開け放ち
わいわいアウトドアや食事を愉しみたい!
子供もぐるぐる走り回ったりさせてあげたい!
と思われる方も多いのではないでしょうか?
そんな場合は
リビングとデッキの段差を
無くすように
際をつくっていきます。
そうすることで
リビングと一体化した
デッキ空間を手に入れることが出来ます。
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CASE②:小さな塗れ縁
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和室のつながりで設けた
小さな塗れ縁は
外を眺めながら
庭を愉しむために
あえて
デッキを1段下げて
庭に向かって
腰をかけれるようにします。
ここでは、段差を12cmにしています。
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共通:足元を隠す
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さらに
共通して言えるのは
デッキと庭との段差です。
なるべく
デッキの足元を
隠すように
地面の高さを
デッキに近づけていきます。
そうすることで
外と内とが
一体化したように感じられ
より広く感じたり
家の中に居ながら自然を感じれたり
そこで過ごす時間の質が
ぐんと上がります。
また
外から見た時
その土地から生えてきたかのように
庭や周りの環境にも馴染むため
とても品のある佇まいに
することが出来ます。
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どう使うかによって
しっかりと
その際を考えること。
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このように
デッキや塗れ縁など
設ける時には
使い方を考えた
際の考えることが
良い家を建てるための
秘訣です。
ぜひ
モデルハウスや見学会など
間取りも大事ですが
『際』に着目して見られると
失敗しない家づくりの
参考になると思います。
営業・設計課 中村将之