こんにちは、設計の玉中です。
最近ブログではご無沙汰な里山整備のボランティアの関連で、
面白いお店があるのでご紹介します。
和歌山県の那智勝浦町にある人口約330人の小さな集落、色川地区。
色川地区の観光地の1つである「円満地公園オートキャンプ場」
その川向かいに新しいスタイルのレストランが出来ています。
お店の名前は『体験レストラン Aima』
普通のレストランと違って、名前の通り【体験】に重点をおいた
半日がかりのプログラムを行う場所となっています。
地元の人たちに協力してもらって建てたというログハウス風の建物
この時はまだ整理の途中でしたが、屋外にもテラス席を設けようとしていました。
内部は里山の風景によく似合う、無垢の木材を使った柔らかな雰囲気の内装となっています。
この【Aima】は体験レストランでは食材をお客さん自身が調達します。
農家さんの畑へ行って野菜を収穫し、
養鶏農家さんへ行って卵を取り、
猟師さんを訪ねて解体や精肉の体験し、
最後にレストランへ戻ってきて、それらを調理して頂きます。
実はこの【Aima】のオーナーさんは同じNPOの活動に参加していたメンバーで、
関東から和歌山の色川の活動へ来ていた猛者です。
現地の方と結婚したのを機に色川へ移り住み、この【Aima】を始められました。
人口約330人の色川ですが、実は半分近くが移住者とその子どもという
山村の集落としてはかなり珍しい場所です。
日本三大名瀑の1つ『那智の滝』で有名な熊野那智大社から近く、
『小阪の棚田』という棚田カードにも登録されている場所などもある、
最寄り駅から車で30分以上、上水道が入っていないという自然豊かな陸の孤島です。
民泊や閉校になった小学校を改修した宿泊施設などもあるので、
田舎暮らしの体験などに興味のある方や
都会の喧騒から離れてゆっくりしたい方にはオススメです。
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実施積算課 玉中健太