総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、久しぶりに本の紹介です。
「人生最後の日に ガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方」(著者:ひすいこたろう)。
私が読んだのは1年ほど前になりますが、幕末を生きた5人のサムライの生き様が軽いタッチで書いてあり、とても読みやすい本です。
タイトルの強いメッセージとは違い、表紙の挿絵から想像できるように難しい歴史本というよりは、生き方について考えさせられる本でした。
ちょうど前回の私のブログで「ジョン万次郎」について書きましたが、この「ジョン万次郎」も5人のうちの一人として登場します。
この本の中でも紹介されていますが、何か大きな物事を成し遂げようとする時は“3つの者(若者・馬鹿者・よそ者)“が必要になると言われます。
明治維新に当てはめれば、
若者=幕末の志士、
馬鹿者=吉田松陰や坂本龍馬、
よそ者=ジョン万次郎。
また本を引用させてもらうと、
僕らは、普段、常識というフレームのなかで生活しています。
でも、行き詰まったときというのは、従来の枠組みのなかに答えがない場合が多いのです。
そんなときは、フレーム(常識)のなかをいくら探しても答えは見つかりません。
だから、慣れ親しんだ場所を離れて、居心地の悪い、「フレームの外にある答え」を探しにいかなければいけないのです。
新しい答えは、いまのフレーム(常識)の外にあるからです。
まだ常識が追いついていない「未常識」のなかに未来の萌芽はあるのです。
まさにその通りだと思います。
自分自身「こんな人生は出来ないだろうなぁ」と思いつつも、「一度っきりの人生。思い切ってやってみろ!」と背中を押してくれる、ポジティブになれるそんな本でした。
興味があれば是非、読んでみて下さい。
総務部 小林孝弘