季節限定のスイーツに最近は栗やサツマイモなどの秋の味覚が盛り込まれたものを目にするようになりましたね。先日はコンビニの店先に「おでん」の幟が立てられているのを見かけて秋の深まりを感じる、営業設計課の築山です。
本日は、先日手に入れた本の中から1冊ご紹介します。
小さな平屋。自然を感じる、すこやかな暮らし
発行者 澤井聖一
発行所 株式会社エクスナレッジ
2020年2月21日初版第一刷発行
13軒の平屋の事例が豊富な写真と間取り図付きで紹介されています。さらに、それぞれの家にまつわるエピソードや背景なども詳しく取材されていて物語のように楽しく読めます。また、家族構成や敷地面積、延べ床面積といった情報も掲載されているので、平屋に興味がある方には、家づくりの参考になると思います。
「足るを知る」。
モノにあふれる暮らしに息苦しさを感じる今だからこそ、シンプルでベーシックな平屋が輝きを増して見えます。無駄がなく、すべてに目と手が行き届くことの気持ちよさ。本当に好きなもの、大切なものだけを選んでもつ。慎ましく始末のいい暮らしに、平屋はフィットします。
「自然を感じる」。
地面に近い目線で庭の緑に親しみ、豊かな四季の変化を敏感に受け取る。家と庭を自在に行ったり来たりして暮らしの空間を外にまで広げる。そんな暮らし方を平屋は可能にしてくれます。
「家族とつながる」。
階で分断されない小さな平屋では、家族の気配を感じやすい。親のぬくもりを感じながら子供が育つ環境としても、老いても安心して住み続けられる住処としても、平屋には世代を超えた価値があります。
「基本に還る」。
平屋が懐かしい原風景として感じられるのは、それが家の原型だからでしょうか。平屋は日本で長い間、住まわれてきた家のかたち。住宅のつくり方が格段の進歩した今の時代だからこそ、その長所に新たな角度から光を当てられるようになりました。(はじめにより抜粋)
ヤマヒロの小さな平屋の事例はこちらからどうぞ
住宅事業部営業設計課 築山