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山林を歩く-2 長水山

こんにちは、設計の玉中です。
散歩がてら山林を歩きに行く、第二弾です。




今回歩いてきたのは第1弾の国見山と同じく
宍粟50名山の1つに数えられる『長水山』です。


戦国時代に西播磨の辺りを治めていた赤松氏の家臣、宇野氏が
最上山の篠ノ丸城に変わる本拠地として活用していた長水城があった山です。
当初は織田信長軍に味方したものの、中国地方の毛利氏側に寝返り、
黒田官兵衛らが率いた豊臣秀吉の軍勢によって落城・焼失したと言われています。

この時代の山城にしては珍しく、今でも高い石垣が残っていることが特徴なのだとか。









温泉・宿泊施設『伊沢の里』付近を出発地点とする『生谷温泉ルート』や
伊水小学校の横から登り始める『宇野ルート』が一般的なのですが、
敢えて裏側の健脚向け『五十波ルート』を登ってみました。

登山口へ入っていく交差点には『長水城址』の看板も立っています。


交差点から脇道にそれて進み、林道を登っていきます。
林道の終点には3~4台程度の駐車スペースと案内板が。
ここから山頂の城跡を目指します。








このようなかなり急勾配の山道がずっと続き、息絶え絶え。
スタミナの衰えを感じて10分に1回くらい休憩をはさみながら登っていきます。


だいたい2/3くらい登ったあたりで井戸跡の看板を発見。
かつてはここで水を汲んでいたんでしょうか。















石垣が現れました。頂上まであと少し。















山頂へ到着です。
城跡にはこの城の城主だった宇野氏を弔うお寺があります。












頂上からほんの少し南東へ下がったところに展望広場があります。
曇り空であまり良い景色ではないのですが、山崎の町を見下ろせます。
が、長水山自体が中心部よりもやや北にあって、南側には別の山があるので、
市役所の辺りはまだ見えるのですが商店街から鹿沢周辺は陰に入ってしまいました。
晴れていれば瀬戸内海まで見渡せるそうです。

五十波ルートは早い人なら30分くらいで登れてしまうそうですが、
休み休み登ったので1時間くらいかかったように思います。










ちなみに帰宅して汗を流そうとしたところ、ズボンにヤマビルが。
この記事を書くに当たって城の情報などを確認していると、
長水山はヒルが沢山いる「蛭山」として界隈では有名なんだとか・・・。
また、沢や水場が点在しているので蚊や虻も多いんだそうです。

もし挑戦される方は冬に登るか、
肌の露出が無い服装や虫よけ・酢・塩水等で対策を万全にしてください!

実施積算課 玉中健太

玉中 健太

玉中 健太

新築事業部 管理課 管理設計

資格:宅地建物取引士・二級建築士

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