総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、私たちが住む家や街並みは、当たり前ですが、必ずどこかに人の手が加えられた人工的な風景です。
新しい町はもちろん、歴史的な町も先人たちの手が加わった人工物といえます。
つまり、私たちが一般的にいう「景観」は、家や周辺環境も含めどこかには人の手が加えられており、家を建てるということも、たとえどんな建物であっても、その街の景観の一部となってその地域を物語る風景となります。
そのような視点で見れば、私たちの周辺には「景観」をつくることを意識しないまま建てられた建物がいかに多いかが分かります。
残念なことですが、町全体の調和性も秩序もない街並み、それがいまの日本の実状です。
皆さんも旅行に行く際、それが国内・海外問わず、やはりその土地にしかない街並みや景観を見たいじゃないですか!
多くの旅行者が京都や奈良、倉敷や飛騨高山などに行くのもそのためですよね。
姫路はと言えば、姫路城を見たい旅行者は数多くいても、決して姫路の街並みを見たいと思って来る人はいないと思います。
あまり自慢できたことではないですが…。
山弘1社で出来ることは限られますが、これからも地域の材料を使うのはもちろんのこと、少しでも地域の街並みに寄与できる家づくりを目指し、実践していきたいと考えております。
総務部 小林孝弘