くやしい、、
洗濯機の蛇口をひねり忘れて
40分ほど睡眠時間を損しました。
しそうの森の木 製材事業部の
山本奈央です。
昨日は森林大学校の学生さんが
工場見学に来ていました。
とても積極的で、森のことにも
みなさん詳しいので
同行させていただいた私の方が
大変勉強になりました。
さて、
タイトルの「岩盤浴に入る木材たち」
前回、真空乾燥機の投稿で、
木材たちは気圧を上げ下げされて、
どんでもない目に合う、と
紹介させていただきました。
今日は
木材たちがポカポカと岩盤浴気分で
乾燥させてもらえる乾燥機についてです。
それがこちら!
なんとも天井の感じといい、
銭湯のサウナのような雰囲気ですよね。
この乾燥機は、
木材乾燥機の中でも異例の超低温の
40度で乾燥させます。
サウナよりも低い!
通常の乾燥機は80~100度、低くても60度
そして、ファンを回して強制的に
水分を飛ばしていくのですが、
この超低温の乾燥機では、
ファンは使わず、
じわじわ岩盤浴で
汗をかくように出てきた水分を、
天井に詰められた炭が吸収していくことで
ゆっくり乾燥していく仕組みです。
木から出た水分を、木炭が吸収するって
なんだか不思議で面白いですよね。
こうして乾燥された木材は、
表面も乾燥カサカサ肌ではなく、
しっとり油が残っていて、
かんなくずも柔らかいそうです。
私が木材なら、是非ともこの乾燥機で
優しく気持ちよく乾かして欲しいものです。。
しそうの森の木にある3つの乾燥機のうち、
今日で2つを紹介させていただきました。
私も乾燥機マスターになれるよう
頑張ります!
しそうの森の木 製材事業部
山本奈央