総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、皆さんは「一里(いちり)」が何のことか分かりますか?
長さの単位とは知ってる方も多いと思いますが、何kmか言えますか?
私の実家(宍粟市千種町)には一里堂というお堂があり、昨年末にその屋根の茅(かや)の葺き替えが完了したとニュースになっていました。
写真の屋根(茅)の色からも新しさが伝わると思います。
さてその「一里」ですが、一里は3.93km(約4km)で普通に歩けば1時間ほどの距離です。
実は私の実家からこのお堂までがほぼその距離にあたり、今でも私の中での距離感はこれが基準になっています。
例えば5kmは家から一里堂までより少し長いとか、3kmなら少し短いといった具合。
ではこの一里堂のですが・・・
昔は歩いて移動していたので一里(約4km)の目印(里程標)として使われていました。
お堂の場合は休憩場所の意味合いもあったようですが、多くは木を植えてその代わりにしていたようです。
今は車社会で4kmで休憩することはないですが、つい100年ほど前までは生活の中では欠かせない指標であったのでしょう。
総務部 小林孝弘