総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、皆さんは「森林環境税」って聞かれたことあるでしょうか?
この森林環境税は県によっては既に導入(兵庫県は「県民緑税」として2006年から導入)されているのですが、2024年(令和6年)度からはこれまでの制度に関らず国民一人当たり1,000円が住民税に上乗せになり徴収されることになっています。
この森林環境税は地球温暖化防止であったり、間伐や再造林などの森林整備を目的とした安定的な財源確保の為としていますが、納められた税金は原則、森林環境譲与税として市町村や都道府県に配られることになっており、各自治体は森林整備をはじめ間伐や林業に携わる人の人材育成や公共建築物への木材利用促進などに使われる予定とされています。
わが国は言わずと知れた森林大国で、国土の3分の2が、森林で占められています。
そして、その4割が杉や桧を植林した人工林です。
自然林ならば森は自然に再生していきますが、人工林の場合には、植林をして伐採するまでの間に、間伐や枝打ちをしたり、下草刈りをしたりするなど、常に手を入れないといけません。
その費用も持続的に必要となりますが、もっと木を使ってもらう側(例えば、住宅を建築するお施主様)にメリットがあれば、より利用促進にもなり、有効的な税金活用に繋がると考えます。
総務部 小林孝弘