こんにちは!営業設計課の村上です。
この秋は私の生まれ育った茅葺き民家について研究してみようと思いました!
こちらは私の住んでいる家の写真ですが、変わった形をしていますね!
今時、ハウスメーカーさんがこのかたちの家を建てることは先ずないですね(^_^;
これは茅葺民家といい「茅」を材料にして葺く屋根の構造を持った民家です。私の家は「金属葺」といい、茅葺き屋根に金属板を被せている状態です。
「茅」とはススキやヨシなどを刈り取って束にしたもので、屋根を作るのに用いる材料です。
茅葺きは定期的な葺き替えが必要です。昔はその時に出た古い茅が肥料になり、次の屋根に使う茅が育つというサイクルが成り立っていました。
私の住む北播磨地域や神戸地域にはたくさんの茅葺き民家が現存しています。都会のイメージがある神戸市でも西区、北区を中心に800棟を超える茅葺き民家が残っています。
今、このような古民家に注目が集まっています。昨日書店に行くと、住宅雑誌の表紙を飾っているのは、伝統工法で建てられた新築の縁側でした。大きく時代が変わってきた(戻ってきた?)ように思います。
古民家をリノベーションするというのも、ひとつの選択肢ですね♪
住宅事業部 営業設計課 村上裕康