朝少し気温が下がって、短パンにTシャツという服装だとちょっと肌寒くなってきました。
営業設計の築山です。今日は気になる書籍がありましたので、ご紹介します。
ポスト・コロナ時代 どこに住み、どう働くか
コロナ禍になってずいぶん時間がたち、緊急事態宣言も何度となく体験していると、もうしばらくはこの厄介者と共存していかなければならないのかと、ややため息交じりに「ウィズ・コロナ」という単語が頭をよぎります。
「3密」を回避するために、リモートワークが可能な業種ではかなり多くの方が職場出勤を控え自宅などでのリモートワークを実践されています。最初は非常事態における一時的な対応策といった様子だったのが、一向に収束の見込みが立たない、これはしばらくかかりそうだぞ、ということで社会もそれを受け入れていったように見えました。
そうなってくると、もう会社のある場所に自分の身を置いて働くということがあまり意味がなくなってくるようになります。事実、コロナ禍に入社した新入社員がほぼ出社せずリモートワークを続けているという話も聞きます。
進んで完全リモート化してしまうと、どこに住むかという選択肢が、無限に広がります。
前まで、どこに住むかという選択肢は、職場との距離(時間的距離)が重要でした。通勤時間はできるだけすくなくしたいというのが多くの方の希望だったのではないのかと思います。それが今や所属している会社が東京であっても子育てのことを考えて、実家のある地方へ移住することも可能になります。しかもそれが選択肢のひとつだということです。
都心部に拠点を残したまま、地方にも拠点を持つ2拠点居住。また、居住コストの低い地方に拠点を持って、後はノマドワーカーとなることも可能になってきます。
新しい住まいのカタチが生まれているのでしょうか。興味深い一冊でした。
営業設計一課 築山大祐