総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
前回のブログで日本の木は外国に比べ大きくなり難いと書きましたが、その一番の原因それは「風」なんだそうです。
一般的に海岸に近い場所の木ほど低く、陸、山の方に行くにつれて徐々に高くなっていきます。
その中でも風の強い所では、風によって幹の先や枝が折れたり、その折れた傷跡から病原菌が侵入して木を腐らせたりもします。
そのため、本来なら数百年も生きることができ、巨木となれる木でも寿命になる前に枯れてしまうそうです。
次に木が高く大きくなるためには、強い風でも倒れない丈夫な根が必要です。
根が張れないような硬い土壌の層がある所では、木が高くなると風で倒れてしまい巨木にまで成長できません。
さらに日本は台風の通り道にもなっていますので、その要因もあって世界記録になるような高い木は育たないんだそうです。
幹の太さにおいても他の木との競争や栄養不足、病気、害虫の被害などが原因で葉が減り、栄養の消費量が大きい大木ほど衰弱がひどくなり、巨木になる前に枯れてしまうそうです。
私たちが日頃見る山の木も大きいように感じますが、世界に目をやれば、逆に日本の木の方が特異な方なのかもしれませんね。
総務部 小林孝弘