設計の中村です。
山弘に入社し
設計の勉強会に
参加していた頃
ある建築家の言葉で
とても印象に残っていることがあります。
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建築家「工務店の設計の使命は、何か分かるかい?」
中村「・・・・・。」
建築家「工務店は、『良い家をたくさんつくること』だよ。建築家は、これまでなかったような技術を開発したり、新たな挑戦をした建築をつくること。実験的な建築だったりする。だから、たくさんはつくれない。工務店は、その技術を使って、良い建築(良い家)をつくり、そしてたくさんつくること。それによって、良い街並みをつくれるんだよ。だから、工務店の設計は、とても重要。うまくならないとだめだよ。」
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建築家も工務店の設計も
社会にとっては
両方大事だと思います。
当時の勉強会に
参加していた私は
設計事務所を卒業したてで
どうしても
建築家的視点だけが
頭にあった状態で
工務店での設計のあるべき姿が
うまく言葉に出来なかったのですが
この話を聞いて
頭の中が整理出来たのを
覚えています。
『良い家をたくさんつくること』
そして
たくさんつくるからこそ
発見できたことを活かして
『新たな開発や技術革新にも挑戦できる』
そんな設計者であり続けたいと思います。
営業・設計課 中村将之