設計の渡部です。
自邸工事中の話です。
ちょっと大きめのダイニングテーブルに6脚の椅子 図面には落し込んではいたけれども…。
子供用の2つの椅子はストッケのトリップトラップチェアにしようと決めていましたが。
工事が始まったころに、姫路市内のこだわり家具さんにふと立ち寄った時の思い出です。
そこは品揃えが良く、すぐにピンときて、スイッチが入ってしまいました。
残りの大人用の4脚の椅子を、妻と相談してデザインの違うものをひとつづつ選ぶことにしました。
それぞれがじっくりと吟味して2脚を選ぶと、そのうち3脚が宮崎椅子製作所のものでした。
左・No.42 デザイン カイ・クリスチャンセン
中・GINA デザイン 村澤一晃
右・hata デザイン 吉永 圭史
椅子は毎日のように、体に直にふれます。
だから素材にもこだわりたいです。
そこはやはり、天然の無垢材です。
手触りも良く、蜜蝋で仕上がったその素材は月日とともに、輝きを増していきます。
その上、座り心地も格別です。
デザインが違うのでそれぞれ個性のある居心地でもあります。
その日の気分で、座り替えてみる、そんな楽しみも広がりました。
転居をきっかけに、身の回りの物を今一度吟味してみるのも楽しみのひとつになります。
株式会社 宮崎椅子製作所 徳島県鳴門市
「他社には真似のできない椅子づくり」をめざしている、木の椅子づくり専門の家具メーカー
新築事業部 実施・積算課 渡部廣治