結論から言えば、右利きが多い日本では右側が手前にある方が使い勝手が良いから。なのですが諸説あります。
一番有名な説が着物の合わせになぞらえて、一般的には通常男女を問わず、相手から見て右の衽(おくみ)を左の衽の上に重ねて着ます。左が手前にくる逆の重ね方を「左前」といい、死者の装束に用いるため「不吉」とされ忌み嫌われたのが由来とされた。
ただ、死装束が左前になったのは、古来中国から着物が伝来した時代、高貴な方は襟合わせを左前にするのが一般的だったため、亡くなられた方があの世に旅立つ際は、仏神に近い存在となるため、高貴な方と同じ「左前」で着付けるようになったといわれています。
なので、「不吉」だから、というのは少しばかりこじつけ感はありますね。
建具が4枚のときはどれが手前になるでしょうか?
答えは、序列の高い部屋から見て中央の2枚を手前に建てる。でした。
(1)床の間のある「座敷」→(2)次の間→(3)廊下・縁→(4)外部空間という序列を考え、序列の高い部屋から順に中央の2枚が手前になります。
ただ、最近のサッシメーカーのつくる玄関建具は外部空間側が序列上位としているのか、外側が手前となっているものが一般的です。
いまだ、験を担ぐ業界なので、左利きの施主だからと左側を手前に、とは、なかなかならないのです。
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ヤマヒロ新築事業部 企画設計課 築山大祐
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