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山林を歩く⑨ 高田城址

こんにちは、設計の玉中です。

散歩がてら山林を歩きに行く第9弾、岡山県真庭市勝山町にある町並み保存地区を見に行ったついでに、町の背面にある高田城祉へ行きました。



現在は「城山森林公園」として整備され、バードウォッチングやハイキングに適したスポットとなっています。

元々は高田城があった場所に1760年代に改築して勝山城と改められたそうです。
それよりも遥か前の鎌倉時代末期の攻防の跡が残っているそうで、歴史的な価値が高い城跡とされているとのことです。



JR中国勝山駅のすぐ前にある無料の観光駐車場に車を止め、まずは山の南東にある「勝山スポーツセンター」の横から高田城址(勝山城址)を目指して山を登ります。


車道の横には木製の遊歩道『城山みち』があるのですが、劣化が進んでいて危険なため、最初の橋以外は通行禁止となっていました。
非常に勿体無いですね。




遊歩道を歩けないので車道の脇を登っていきます。

道路から川の反対側は『寂室の森』として整備されているようなのですが、先の遊歩道通行禁止の影響か、入口が分からなかったので道路から撮影するのみに。




山の入口である橋から歩いて〇分、山道に入って行く分岐点に来ました。

周辺はモミジがたくさん植えられていたので、秋にはハイキングの名所となっているのかもしれません。





少し進むとダムに突き当たりました。
進んできた道はココで途切れていましたが、向かって左にはダムの上と繋がる道が見えているので坂を駆け上ることに。




ダムを登ったところには溜め池と、野鳥観察用の東屋がありました。

観察出来た記録の掲示にはサギやウグイス、オオルリ、ホトトギスなど山の野鳥としては馴染みの種類が並んでいます。
バードウォッチングに適するとネットで紹介されるのも納得です。





東屋から登山用の遊歩道に繋がっていたので遊歩道に復帰。

遊歩道と観察小屋へ下りていく道との分岐点近くには間伐施業実証展示林の看板がありました。





小屋への分岐点から少し登ると、グラウンド横の車道に合流。
少しだけ下がったグラウンドの場所が二の丸跡地でもあるようで、看板が立っていました。
この辺りでも鎌倉時代末期の攻防が行われたと言われているようですが、石組みが少しある程度でよく分かりませんでした。


ここからさらに山頂の本丸跡を目指して車道へ戻って登り道を行きます。





二の丸跡のグラウンドから〇分、馬洗場跡に着きました。

かつては城へ上がっていくメイン通路で馬小屋があった場所のすぐ近くにあたるようです。
この日は冬場で降水量も少ない時期ということもあってか、沢もかなり細くなっていました。




しばらく登ると車道から林道へ入る分岐点がありました。
ここからはアスファルトにお別れして遊歩道を進みます。

ある程度登ってきているとは言え、沢の近い場所なので植生は杉がほとんどでした。




杉林の中を進むと堀切跡と説明看板が。
今までに訪れた城跡の山は文字だけの説明が多かったですが、イラストがあるので分かり易くて親切に感じました。




車道から林道に分岐して〇分。
山頂へ向かう道と、少し奥にある「椎の木小径(シイのキこみち)」への分かれ道に差し掛かりました。

地図上では大した距離ではなさそうだったので、椎の木小径まで足を延ばしました。




椎の木小径の中へ進むと広葉樹が多く、さっきまでの森よりも薄暗くなっています。

「椎の木」は一般的にイメージする「ドングリ」の木です。スダジイやツブラジイなどの種類を総称してシイと呼んでいるそうです。アクが強いと言われるドングリ系の中では比較的ヒトの味覚にも合い、生食も可能だとのこと。

季節柄か動物が食べたのか、足元に落ちているドングリは少なかったです。


椎の木小径を通り抜けると車道に合流しましたが、これ以上進むと高田城址から離れていってしまうので、分かれ道まで引き返して山頂を目指します。

椎の実(ドングリ)




分岐点まで戻って杉林の中を進み、少し開けたところから町が見下ろせました。

頂上まではあと少しです。





頂上の1段下にある平坦部:本殿に辿り着きました。

頂上ではなくこの場所に案内看板と休憩小屋があります。




本殿から1段分(だいたい1.5~2m)だけ登った先が頂上、本丸の跡地です。

麓のスポーツセンター横(城山みちの看板)からおよそ1時間くらい歩きました。





帰りは行きと違う西に向かって下りていくルートを使います。

道中には西から敵が攻めてきた時の防衛拠点となる曲輪(くるわ)の跡などがありました。記録では高さ1.7m弱くらいの塀が作られていたようで、その基礎だった石や塀瓦の欠片などが残っています。





山を下りきり、町道に降り立ちました。


ここから山に沿って駅の方へ坂道を下りていくと、目的の町並み保存地区です。
が、今回はここまでにします。


近いうちに町並み保存地区を歩いた話も記事にしますので、良ければご覧ください。


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玉中 健太

玉中 健太

新築事業部 管理課 管理設計

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