こんにちは、設計の玉中です。
「その9」に続いて7月末に社員旅行に行った際の一幕です。
社員旅行の2日目の午後、広島県尾道市を自由散策する時間がありました。
尾道と言えば、そう！猫坂です！
特に『猫の細道』と言われるエリアには野生の猫がたくさんいて、
猫好きなアーティストの作品やカフェ・美術館があったりする200mくらいの小道です。
尾道出身の画家・園山春二さんが海で拾ったまん丸の石に猫を描いた“福石猫”を路地に置いたことをきっかけに「猫の細道」と呼ばれるようになったそうです。
と言うことなので行ってきました！
山上の集合地点から「文学のこみち」を通り、絶景の観光スポットとして知られる「千光寺」まで行き、そこからさらに石段を下って辿り着いた『猫の細道』の入口がコチラ。
第一印象は「ホラーかよ」
寂れてるなーという感じです。
本当に進んで良いものかと不安を覚えながらも道を行きます。
猫の細道にたどり着くと、建物の壁や床の石畳など様々な場所に猫が描かれています。
細道の中へ入っていくと他の観光客の方も数名お会いしましたが、お休みの店が多くて活気があるとは言えず、傷みの進んでいる建物も多く見られます。
あまり綺麗とは言い難いのですが、猫の居場所を保護する目的であえて空き家のままにしていたり、豪雨被害のガレキを組み合わせて猫の寝床を作ったりしている「猫の楽園」というエリアもあったりします。
福石猫らしきものも発見。
道端にポンとありました。
福石猫は『猫の細道』内の至る所に設置されています。
他にも2011年に放映されていたSONYのカメラのCM撮影で
北川景子さんが訪れた際の写真もありました。
木陰が多いとは言え歩いて来て暑くなったのでカフェで一休み。
カフェ「ブーケ ダルブル」さんにお邪魔しました。
石段を少し登った先で崖上のような感じになっていて、眺めも良いです。
石段に至るまでもジブリか不思議の国のアリスにでも出てきそうな庭園になっています。
季節限定ドリンクのオレンジソーダを頂き、涼みました。
店内はレトロな雰囲気でまとめられており、
コップやお店の小物も猫を中心に動物デザインのものがほとんどです。
店主さんと話しながら休憩していると、猫がやって来ました。
お店で飼っているわけではないがよくご飯を食べにくる、
半野良のような地域猫が3匹いてその中の1匹・あられちゃんです。
お気に入りなのか、真っ直ぐ店内のテーブルに登って寛ぎ始めたので、少し触らせてもらいました。
『猫の細道』では他に緊箍児（きんこじ）を付けたような柄の子と、
集合場所に戻ろうとロープウェーで山上に戻った時に駅で1匹の
合計3匹と出会うことが出来ました。
ちなみに緊箍児とは西遊記の孫悟空が頭に付けられる輪っかのことです。
後から調べるとこの子は「ブーケ ダルブル」さんによく来る1匹のようでした。
時間と体力に限界が来たので『猫の細道』のみにして、
少し西にある『猫の小道』は入口から覗くだけで入るのは断念。
7月末の暑い日だったので、今度はもう少し気候の良い時に回ってみたいです。
ただ、せっかく観光名所化されているのだから、
尾道市として看板等の改修くらいはして欲しいなと思いました。
住宅事業部 実施積算課 玉中健太
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