こんにちは、設計の玉中です。
本社のある宍粟市には中国自動車道の山崎ICがあり、大阪・神戸と津山を結ぶ高速バスのバス停があります。
省エネ対策として「自家用車をなるべく使わず、公共交通機関を利用する」という取り組みを推進する動きが全国的に広がっており、宍粟市でもパークアンドライド用の無料駐車場を整備するなど、この取り組みに力を入れています。
その一環として、パークアンドライドから高速バス乗り場までを繋ぐ歩行者用トンネルの改修が行われました。
ポスターの本文中にも書いているのですが、改修前のトンネルは
「くらく、きたなく、こわい」という印象を抱かせるものでした。
私も大学生の時に山弘本社で面接を受け、大阪へ帰る際に高速バス乗り場を利用しましたが、本当に暗くて汚くて不気味な感じでした。
リニューアルに当たって、宍粟市出身の美術作家・植田志保さんが内部制作を担当。
「色のする庭」をテーマに白一色だったトンネル内部の壁に彩りを加えていきます。
現在は既に終了していますが、市の事業として公開制作も行っていました。
植田さんは11/23に最上山のもみじ祭りでもイベントに参加されるなど、
地元愛を持って活動されている方です。
撮影した11月末時点では植田さんによる制作は終了し、
トンエル改修工事として完成間際の追い込み中と言った状態でした。
完成して綺麗になったトンネルには『シソラミチ』という愛称も付けられました。
生まれ変わった山崎ICの歩道トンネル。
バスで山崎へお越しの際にはぜひ足を止めて眺めてみてください。
住宅事業部 実施積算課 玉中健太
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