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高性能ってどうなんだろう?

総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、もう10年以上前になりますが訪問させていただいた九州・福岡にある長崎材木店さん。
社名は材木店ですが、住宅販売や増改築をされておられる工務店。
創業はなんと明治30年。
120年を超える立派な会社なんです。

その長崎材木店さんのパンフレットに書かれていた長崎社長のモノづくりに対する考え。
その言葉にはっと心打たれたのを今でもはっきりと覚えています。
そのタイトルが「高性能ってどうなんだろう?」
以下、ご紹介します。

昔から、仕事にも海行きにも乗っているのは、79年式のステーションワゴン。約30年前の車、走行距離は24万キロ、パワステなし、ましてやエアコンなんて・・・しかしながら、公道はもちろん高速も走れます。夏は窓を開けて自然の風を感じて走ります。ドイツのアウトバーンなどと違って日本の高速道路は制限速度は昔っから時速100キロ。30年前の車でも100キロはしっかり出ます。これ以上、性能上げてどうすんのって感じ。
暑ければ窓は手で回して開けます。手があるんだもんいいじゃない。ETCさえあれば高速も楽々!コンピューターデザインになる前の車っていうのは、モノづくりの心(クラフトマンシップ)にあふれていた時代。生産性やコストを意識しつつ、それをにらみつつも度外視していい物を作ろうとしていた時代。やっぱり、このころの物に愛着を持ってしまいます。毎年モデルチェンジを重ねて快適性や高性能な車を目指している現代。古い車はスクラップ工場行き。高性能ってほんとにどうなんたろう。いつも思います。しっかり手入れして大事に長く乗るというのも大事じゃないのかな?たまにはエアコンを消して窓を開けて自然の風を感じてみませんか?

車や家電、まして住宅も最新の高性能なものの方が便利でいいのに決まっていますが、少し古くても、少し手間が掛かるものでもすぐに買い替えるのを少し待って、手入れをしながらも長く大切に使う。
改めてそう考えさせられた長崎社長の言葉でした。

播磨一円(姫路市・加古川市・たつの市中心)に
注文住宅をお届けする工務店「ヤマヒロ」
総務部 小林孝弘

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小林 孝弘

小林 孝弘

総務部 部長

資格:二級建築士

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