こんにちは、営業の西澤です。
前回に引き続き構造案内の見どころ紹介。
今回は【耐震性】について。
Ⅲ.『耐震性』は『3つの対震』で決まる。
『3つの対震』とは
1.分震=『直下率』
2.耐震=『モノコック構造』
3.制震=『制震ダンパー』
●直下率80%以上
2016年に発生した熊本地震では耐震等級2の家も倒壊・崩壊しました。
調査すると”直下率(1階2階の柱や壁が同じ位置にどの割合で揃って配置されているかの指標)”が20~30%でした。
1本1本の柱への荷重が地震への強さに直結します。
ヤマヒロの家は全棟80%以上です。その秘密は設計の順番が重要となります。
過去の事例を元に”直下率”について現場にて詳しくお伝えします。
●呼吸する耐力面材『ハイベストウッド』
モノコック構造とは柱や梁などの構造材で建物を支えるのではなく、壁(面)で建物を支え強度を高める工法です。
構造用面材として”ハイベストウッド”を使用しています。
耐力面材としても重要なせん断性能が一般的な構造用合板の約2倍と優れた構造強度を持っているため、強度のある住宅になります。
またハイベストウッドは木のチップを使用しているため、他の構造面材に比べ透湿抵抗が低く、壁内の湿気を排出することで内部結露が発生しにくいため住宅の耐久性を高めることが出来ます。
●建物の変形を約1/2減少・120年保証『制震ダンパー』
家の強度を高めるだけでは、本当の“地震に強い家”にはなりません。
制震ダンパーは建物自身の揺れを吸収・抑制してくれることにより、構造体の変形や損傷を防ぐことが出来ます。
全棟で制震ダンパーを標準仕様とし、プラン次第ですが1棟あたり16~30箇所設けています。
地震の多い国ともいわれる日本では、繰り返し発生する地震に耐える必要があります。
“モノコック構造”や“直下率”をより効果的にし、地震に耐える家の構造を実際の現場で確かめてみて下さい。
Ⅳ.『構造』は『計算方法』で決まる。
住宅の安全性を確認する計算方法の1つです。耐震等級を確認する方法は3種類あります。
『仕様規定』『性能表示計算』『許容応力度計算』です。
それぞれ計算する項目があり、許容応力度計算が最も安全性能レベルが高いです。
ヤマヒロは、住宅の耐震等級の計算方法で最も高いレベルの“許容応力度計算”を実施しており、全棟“許容応力度計算の耐震等級2相当”の構造計算を自社で行っております。
営業設計一課 西澤絵里奈
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