こんにちは、営業の西澤です。
『家』を建て住まうことを考えた際、やはり安心して、健康に、そして快適に暮らせることが大事なのではないでしょうか?
『見える所』=間取りやデザインも重要ですが、
『見えない所』=構造体や断熱材、下地などにこそ、これらを決定づける大事な要素が詰まっています。
人間においても、骨や筋肉などの身体の内部の状態がどれだけ重要かということと同じことだと思います。使用する材料はもちろんのこと、計算方法、施工方法に至るまで、様々な要素が重要になってきます。
昨今、耐震等級や断熱性能など家づくりの重要な要素として、注目されていますが、これらを大事にすることはもちろん、本当の意味での永く、健康で、安心して暮らすためには、重要な要素が他にもあります。
特に、『直下率』といったなかなか他では聞きなれないような言葉かもしれませんが、熊本地震後、専門家による検証により、この『直下率』が重要な要素であると注目されています。
それ以前から、この『直下率』について、取り組んできたヤマヒロのノウハウやその他の大事な要素を含めた『見えない所』について、実際の工事現場で見て・聞いて・感じていただけます。
8月19日(土)開催予定【THE直下率】
全5回に分けて構造見学会の見どころをお伝えします。
Ⅰ.『基礎』は、『施工方法』で決まる。
基礎には2種類あることをご存じでしょうか?
ヤマヒロでは「ベタ基礎」の「一体打ち」を採用しています。
2回に分けて施工する”二度打ち”に比べると隙間が無いため強度が高い基礎になります。
また地面からの湿気や雨水の侵入を防ぐことが出来るため部材が腐食しにくく、暗く湿った場所を好む、シロアリ対策にも繋がっています。
Ⅱ.『土台』は『産地』と『素材』で決まる。
土台とは、柱などの構造材を支える横架材です。
土台がもろいと家が傾いたり、強い衝撃で崩れかねたりしかねません。
スギ材よりも硬く腐りにくい「ヒノキ材」を使用することで、強度の高いお家となります。
さらにヒノキ材はシロアリが嫌う成分が多く含まれているため防蟻材として使用されます。
また基礎と土台の間に「気密パッキン」を設けています。
これは外気を遮断し、基礎と土台の気密性を上げることで床下内の結露やカビの発生を防ぐ役割をしています。
次回は耐震についてです。
営業設計一課 西澤絵里奈