間接照明とは、天井や壁、床に光を反射させることで生じる間接的な光で空間を照らす照明です。
柔らかい光のためリラックス効果も期待でき、おしゃれな空間にすることも可能です。
しかし、間接照明には欠点もあります。
今回は間接照明の魅力と欠点をお伝えします。
間接照明で失敗しないためのコツもお伝えしますので、理想の間接照明を実現させましょう。
□家に間接照明を設ける魅力と欠点をご紹介！
間接照明の魅力は以下の通りです。
・光や色の変化で独創的な空間を作れる
・開放感が生まれる
・光源が直接見えないため、まぶしく感じない
・空間全体を均一に明るくできる
間接照明は照明で部屋を直接照らすわけではありません。
そのため、雰囲気や明るさをコントロールできるのが魅力と言えるでしょう。
一方で、間接照明には以下のような欠点もあります。
・照明の種類によっては全体が明るくならず、照明の数が増える
・加工が必要なことが多く、費用がかかる
・天井高に注意する必要がある
・勉強や読書をする際には手元照明が必要になる
照明を隠すために部屋を加工する手間がかかるケースがあるのです。
□間接照明で失敗しないためのコツとは？
先ほど間接照明の欠点をお伝えしましたが、以下の5つのポイントを意識することで失敗を防げるでしょう。
1. 間接照明だけにしない
間接照明は通常の照明と比べるとやや暗い印象を感じます。
そのため、読書や勉強スペースにはダウンライトや手元照明を設置しましょう。
2. 光源を隠す
一般的に、間接照明の光源にはLEDが用いられています。
LEDの光源が隠れていないと、一部の光がまぶしく感じ、全体が台無しになってしまうのです。
3. 床や壁への光源のうつりこみを防ぐ
光源を隠すことと似ていますが、光源のうつりこみにも注意しましょう。
特に、光沢がある素材を照らす場合は、光源が強くうつりこんでしまいます。
4. 間接照明で照らす部分にものを置かない
間接照明で照らす部分にものがあると、余計な反射や影をつくってしまいます。
そのため、何も遮るものがない場所を照らすようにしましょう。
5. 間接照明の掃除や光源の交換を考慮する
間接照明を設置する前に、掃除のしやすさや光源の交換方法を考慮しておきましょう。
また、故障時の対応についても事前に確認しておくことをおすすめします。
□まとめ
部屋全体を柔らかい光で包んでくれる間接照明にはメリットとデメリットが存在します。
しかし、そのデメリットも通常の照明を用いたり、光源を隠したりすることで対策可能です。
よりおしゃれな部屋にしたい方は間接照明を検討してみてはいかがでしょうか。
