こんにちは、営業の西澤です。
黄砂に目や鼻をやられる毎日に苦しんでいます。。。
皆さんは花粉や黄砂、大丈夫ですか?
さて、今回は”住宅の保証”について、
全5回に分けてお伝えします。
まずは【住宅かし保険・住宅長期保証】について。
1、住宅かし保険(住宅瑕疵担保責任保険)
これは構造耐力上主要な部分および雨水の侵入を防止する部分(※1)が
雨漏れ等の不具合が発生した場合の補修費用を補填する保険です。
※1 屋根や小屋組・柱などの建物にかかる荷重と外力を支える部分のこと(下図参照)
この保証は平成12年4月に改正された「住宅の品質確保の推進等に関する法律」により、
瑕疵保証を10年間行うことが住宅事業者に義務付けられました。
〈保険期間〉
原則として対象住宅の引渡日から10年間となっています。
〈保険金額および免責金額等※戸建住宅〉
○保険金額・・・2,000万円、3,000万円、4,000万円、5,000万円から選択
○調査費用・・・補修金額の10%または10万円のいづれか大きい額、かつ調査費用実額または50万円のいづれか小さい額(1対象住宅・1事故あたり)
○仮住居・転居費用・・・50万円※ただし実額が限度(1対象住宅・1事故あたり)
○故意・重過失損害担保・・・その他の保険金とがっさんして2,000万円※ただし再保険が削除される場合は、その再保険金の額が限度
○免責金額(自己負担額)・・・1事故につき10万円
○縮小てん補割合・・・発注者・買主の直接請求の場合は100%、それ以外の場合は80%
〈保険金の支払い損害範囲〉
①事故を補修するために必要な材料費、労務費、その他の直接補修に要する費用
②瑕疵担保責任に関する解決のための必要となる訴訟、和解、調停、仲裁または示談に要した費用
③事故につき請負人・売主が第三者に対して有する損害賠償その他の請求権を行使または保全するために必要な手続きの費用
④事故の補修に直接必要な、事故の状況もしくは発生部位または補修の範囲もしくは方法等を確定するための調査費用
⑤発注者・買主が事故の補修等のために余儀なくされた、補修期間中の仮住居・転居費用
※故意・重過失損害担保については②と③は対象になりません。
〈保険金を支払うことが出来ない場合〉
①請負人・売主、発注者・買主、対象住宅の建設工事の請負人等、またはそれらの者と雇用契約にある者の故意または重大な過失
②洪水、台風、暴風、暴風雨、せん風、たつ巻、豪雨もしくはこれらに類似の自然変象、または火災、落雷、爆発、航空機の落下、変乱、暴動、騒じょう、労働争議等の偶然もしくは外来の事由
③土地の沈下、隆起、移動、振動、軟弱化、土砂崩れ、土砂の流出もしくは流入または土地造成工事の瑕疵
④対象住宅の虫食いもしくはねずみ食い、対象住宅の性質による結露または瑕疵によらない対象住宅の自然消耗、摩擦、さび、かび、むれ、腐敗、変質、変色もしくはその他類似の事由
⑤戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内覧、武装反乱等、その他これらに類似の事変または暴動
⑥地震もしくは噴火またはこれらによる津波
2、住宅長期保証(延長保証)
これは1の”住宅瑕疵担保責任保険”の延長制度です。
定期的なメンテナンスを行うことにより、
構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分の瑕疵保証を延長することが出来ます。
新築のお引渡しから10年ごとにメンテナンス工事を行うことで、
新築から切れ目のない保証を継続することが出来ます。
〈メンテナンス工事〉
☆住宅の基本構造部分(特に防水部分)の性能を維持する工事が必要です。
延長保証の前提として住宅の部位や仕上材等の耐用年数に応じた
適切なメンテナンス工事が必須となります。
○新築後最初の引渡しから15年以内の住宅(推奨工事)
[外部シーリング]外部全体の増打ち、打替え・・・肉やせ等が生じている場合の処置は必須
[外壁]外壁全体の再塗装・・・塗装が必要な外壁仕上の場合
[勾配屋根]軒裏を含む屋根全体の再塗装・・・塗装が必要な屋根材の場合
[バルコニー]防水材の再施工・・・カバー工法を含む
○新築後最初の引渡しから15年超の住宅(必須工事)
■通常の延長保証における必須工事
[外部シーリング]外部全体の増打ち、打替え
[外壁]外壁全体の再塗装・・・塗装が必要な外壁仕上の場合
[勾配屋根]軒裏を含む屋根全体の再塗装・・・塗装が必要な屋根材の場合
[バルコニー]防水材の再施工・・・カバー工法を含む
※必須工事の設定は使用している部材の性質に応じた対応を行うことを防げるものではなく、長期の耐用年数を有する部材や仕上げを使用している場合は、部材に応じた対応を行うで構わない。
■周期的に必要となる必須工事
[外部シーリング]下記に伴う措置
[外壁]防水紙の新設を含む外壁材の再施工・・・カバー工法を含む
[勾配屋根]下葺き材の新設を含む屋根材の再施工・・・カバー工法を含む
[バルコニー]防水材の再施工・・・カバー工法を含む
住宅に長く安心に過ごすための保証”住宅瑕疵担保責任保険”と”住宅長期保証”を紹介しました。
ヤマヒロは”株式会社ハウスジーメン”の保険商品を取り扱っています。
詳しい内容については、株式会社ハウスジーメンのHPでもご覧いただけます。
今回は住宅の完成後の保証の話でしたが、
次回は住宅が出来るまでの保証”完成保証”について書いていきます。
営業設計一課 西澤絵里奈
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