こんにちは。新築営業の坂田です。
今回のブログは、
「木造住宅は火災や地震に弱い」…?vol.4です。
まだ、お読みでない方はvol.1からご覧下さい。
vol.3では、
ヤマヒロの地震対策・トリプル対震の①分震について
お伝えしました。
今回は、トリプル対震の③制震について
深堀してお伝えいたします。
③制震
ヤマヒロでは、制震性強化のため、
耐震等級が1ランク相当以上アップする実績のある
「制震ダンパー」を標準搭載しています。
制震とは、地震のエネルギーを制震機構により抑制する技術です。
特徴は下記の3つ。
Ⅰ.地震による変形を半減
Ⅱ.低コストで地震対策を向上
Ⅲ.メンテナンスフリーで80~90年の耐久性
建物の揺れを抑え、構造体の損傷が軽減されるため、
大規模な地震や繰り返しの地震にも有効です。
2年間で震度1以上の余震の回数は1万回以上。
細かい揺れも積み重なれば、
住宅に大きなダメージを与えます。
ヤマヒロで採用している「制震ダンパー」:aダンパーEXⅡは、
地震による建物の変位を最大55%低減します。
免震工法にくらべ安価に設置ができ、
耐震工法では守れない繰り返しの地震による
建物の損壊に有効に働くため、
耐震工法の一つ上の安心として多くの方に選ばれています。
また、建物の重心は標準的な設計では
ほぼ建物の中心に位置するため、
地震が起きると、建物は重心から遠く離れた箇所が
大きく揺さぶられます。
この「aダンパーEXⅡ」は、
建物の構造のメインとなる外周部や外壁が
損傷しないように細かく配置が出来るサイズになっており、
分散して配置することでバランス良く建物の粘り強さを高めます。
次回のブログは、
「木造住宅は火災や地震に弱い」…?vol.5
最終回の『トリプル対震のまとめ』です。
ぜひ、ご覧ください。
住宅事業部営業設計1課
坂田みつき