こんにちは、営業の西澤です。
今回は【断熱材】の話。
これはヤマヒロが使用しているセルロースファイバー断熱材”デコスファイバー”というものです。
何で出来ているか分かりますか??
実は、”新聞紙”で出来ています。
木材から木材のチップとなり、木質繊維を分離したパルプから作られているのが新聞紙の為、
木と同じ性質を持っており、グラスウールなどにはない多くの特徴を兼ね備えています。
例えば、木質繊維の中には小さな空気の粒があります。
空気の粒が繊維と複雑に絡み合い空気層をつくり、
熱を伝えにくくし、高い吸音効果を生みだします。
また木質繊維ならではの吸放湿特性により適度な湿度を保ってくれる効果もあります。
施工方法は「デコスドライ工法」という乾式吹込み工法です。
この施工方法はデコスドライ工法施工代理店の認定資格を持った断熱施工技術者しか施工出来ません。
デコスシートの一部に吹込み口を設け、
掃除機の逆噴射のように隙間なく現場にて施工していきます。
これは袋詰め断熱材です。
施工がしやすく技術を要さないものです。
コンセントボックス周辺には隙間が出来てしまいます。
この隙間は空気が循環しない為、結露が発生します。
その結果断熱材が水気を吸いしぼんでしまいます。
このようになってしまうと断熱材の意味はなくなってしまいます。
デコスドライ工法と袋詰め断熱材を見比べると
隙間が無くぎちぎちに施工されていることが分かります。
実際に隙間なく施工されているかは、
ヤマヒロの家の構造見学会にご参加下さい!
断熱材は断熱性能が高いだけでは
20年・30年後に断熱効果は激減します。
ですので、断熱性能も良く隙間なく施工できる断熱材を選ぶようにしましょう。
営業設計一課 西澤絵里奈