こんにちは。新築営業の坂田です。
3回建てないと理想の家にならない…?vol.4です。
3回建てないとhttps://www.yamahiro.org/blog/41369/理想の家にならない…?vol.3はこちら
今までのブログをお読みでない方はぜひ、vol.1よりご覧ください。
2.安全性
安全性とは、“事故・災害などの危害に対して許容できる限度に抑えられている状態”のこと。
つまり、何か問題が起きない為の予防対策になります。
そのため、入居直後は安全性を確かめることはない
予防対策ですので、入居直後の何も問題が起きていない時は、「安全性」が良いのか、悪いのか実感しにくいかもしれません。
ですが、家はずっと住み続けるもの。今だけではなく、将来を見据えた対策が必要です。
では、住宅会社の安全性を確認するためには
どうすればよいのでしょうか。
「安全性」は、大きく分けて2つのポイントがあります。
ポイントとは、「地震対策」と「自然素材」です。
まず、「地震対策」です。
「地震対策」は住宅性能において
最も気にされている方が多いのではないでしょうか。
いくらいい家を建てたとしても、
大きな地震が起きた時に、
すぐ倒壊してしまう家ではいけません。
次に、「自然素材」です。
マイホームが手に入ったら、
毎日の生活をそこで過ごす方が多いのではないでしょうか。
だからこそ、家族みんなが安心して過ごせる家でないといけません。
「地震対策」のように何か起こった時の対策はもちろん必要ですが、
それだけを気にして毎日の生活が不健康になっては意味がありません。
その為、「地震対策」だけでなく、
健やかな環境で過ごせる「自然素材」の家
かどうかも重要なキーワードです。
Vol4は、「地震対策」と「自然素材」についてお伝えします。
皆さんも、検討されている住宅会社の「安全性」を一緒に確認してみて下さい。
今回は、ヤマヒロを例に挙げながらご説明します。
会社体制については、以下のような項目で比較することが出来ます。
「安全性」については、以下のような項目で比較することが出来ます。
◆「地震対策」
・耐震
・構造
◆「自然素材」
・材料
・空気質
・健康
では順番に見ていきましょう。
・耐震
・構造
家の構造は「地震対策」に直結します。
木造住宅では特に構造を気にした家かどうかで
耐震性は、変わってきます。
皆様は“直下率”という言葉をご存知ですか?
直下率とは、柱や耐力壁などが
1階と2階で同じ位置にどの程度の割合で
揃って配置されているかを示す指標です。
2階と1階の柱の位置がそろっていることで、
建物の構造バランスが良くなり
揺れに耐える力が強くなります。
反対に直下率の悪い家では、
一部の柱や壁へ負荷の偏りが起こることで
揺れに耐える力が弱くなります。
ですが、直下率は今の法律では基準が設けられていません。
そのため、直下率が低くても建てられないことはありませんし、
国から規制されることもありません。
そもそも、“直下率”という言葉自体、
「住宅メーカーに言われるまで知らなかった」という方が大多数だと思います。
木造住宅に住んでいるけれど、
自宅の直下率を知らないなんて方も多いのではないでしょうか。
では、直下率の良い家を建てるにはどうすればよいのでしょうか。
間取りに自由が利きそうな注文住宅ですが、
間取りだけを優先にプランしてしまうと
直下率が30%~50%しかないというような家になりかねません。
また、“耐震等級”という言葉を聞かれたことがありますか?
直下率に加えて、耐震性をはかる方法に“耐震等級”があります。
耐震等級は、地震に対する建物の強度を示す指標のひとつです。
住宅の性能表示制度を定める「品確法」に沿って制定されたものです。
耐震等級には仕様規定、性能表示計算、許容応力度計算の
3種類の計算方法があります。
耐震等級2以上を確保するには性能表示計算か許容応力度計算が必要になります。
性能表示計算と許容応力度計算では、必要な耐力壁の量が違い、
許容応力度計算の方が性能表示計算より多く必要になります。
許容応力度計算を行う方が明らかに安全性は高いということです。
ヤマヒロでは、直下率は全棟90%以上。
耐震等級は許容応力度計算の耐震等級2を標準としています。
・材料
・空気質
・健康
家は1日で1番過ごす時間が多い場所。
その為、安心できる自然素材の家がオススメです。
そもそも自然素材の家とは、主要構造体が木造なのはもちろん、
内装の床、壁、天井が無垢木材や和紙、
珪藻土や漆喰などの自然素材の家で構成された空間を言います。
効能は以下の8つが挙げられます。
ヤマヒロの家は、木造住宅の中でも自然素材の家。
健康被害を予防対策することで
空気質にもこだわった家づくりをしています。
いかがだったでしょうか。会社の「安全性」を見極めるにも
様々な項目があったかと思います。
今あれば安心できるという特徴だけでなく、
将来的な問題の予防対策をすることも
住宅会社選びする上では、大切なポイントです。
次回は、家づくりの指標、
3つ目のポイント『デザイン性』について
ご紹介します。ぜひ、ご覧ください。
住宅事業部営業設計1課
坂田みつき