理想の我が家計画を立てることは、心が躍るようなものだとイメージしがちですが、実際には家づくりが楽しくないと感じる人も少なくありません。
家づくりが楽しくないと感じるその背景には、どのような原因があるのでしょうか。
今回は、家づくりが楽しくない場合の原因と対策を紹介します。
□家づくりが楽しくない原因とは
1. 要望がまとまらない
家族と意見が合わなかったり、どれもこれも良いものに見えて絞れなかったりすると、なかなか計画が前に進まず、楽しくありません。
まとまらない部分については、その場で完璧に決めようとせず、ゆっくり相談するようにしましょう。
2. 予算が決められない
予算について漠然としたイメージのまま決めてしまうと、かなりの確率で返済の負担が重くなってしまいます。
無理なく返済できる額から、予算を決めるようにしましょう。
3. 住宅ローンが選べない
ローンをなかなか選べない原因としては、金利ばかりに目が行ったり、ネット銀行が安いといった固定観念に縛られていたりすることが考えられます。
住宅ローンは、金利だけではなく、保証料や手数料を含めたトータルの返済額で判断する必要があります。
4. 間取り迷子になる
ネットで調べた情報だけを机に広げると、間取り例が多すぎて結局どれが良いのか分からなくなってしまいます。
一般的な事例よりも、家族での新居生活を思い浮かべたイメージの方が効果的です。
□家づくりが楽しくないときの対策とは?
1. 土地についての優先順位を決める
家づくりで意外と重要なのが土地探しです。
土地探しでは、人によっては数年かかっても希望の土地が見つからないこともあります。
そのため、長引かせないためには優先順位を決めることが大切です。
100点満点の土地は存在しないため、家族で優先順位を決めておいて60〜80点の土地を探すことがおすすめです。
2. 打ち合わせの前に意見をまとめる
打ち合わせの負担は、家づくりが楽しくなくなる原因の1つです。
打ち合わせをスムーズに進めるためには、できる限り要望や質問をまとめておくことがおすすめです。
また、迷った時には即決するのではなく、家に持ち帰って考えるステップも大切です。
□まとめ
今回は、家づくりが楽しくなくなる原因と、その対策について紹介しました。
家づくりが楽しくない原因としては、要望がまとまらないことや予算がまとまらないこと、間取り迷子になることが挙げられます。
家づくりが思うように進まない時には、家づくりのきっかけを振り返ったり、家族間で意見を共有したりすることがおすすめです。
また、打ち合わせにはしっかりと準備をして臨むことを心掛けましょう。