総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、最近は物価高を報じない日が無いほど日々、「物価上昇」「実質値上げ」と言ったキーワードを毎日、耳にします。
昨年9月に行ったある調査によれば、20~74歳の約9割が「1年前よりも物価が上昇した」と回答したそうです。
私自身も最近はニュースで見聞きするだけでなく、生活品の購入を通し、値上げを実感することが多くなってきました。
先日もスーパーでバナナを買ったのですが、これまでは4~5本入って売られていたのが、3本しか入っていないにもかかわらず同じ値段で売ってありました。
食糧自給率の低い日本において、輸入に頼らざるを得ない食べ物などは特にその影響は大きいようです。
ただ一方で、消費者の購買意欲のデータでは「価格が上がったから低価格に乗り換える」という行動は約3割だったそうです。
つまり何か妥協してまで安い物を買うというより、「不用品は買わない」ということになります。
また逆の見方をすれば、「欲しい物は少々高くても買う」消費行動へと変わっているということにもなります。
また欲しいと思うものでも同程度の価格なら、社会や地球環境により商品やサービスを選ぶという傾向もあるようです。
そのように見ると、単に仕入れ価格が上がったから価格に転嫁するという単純なものでは売れなくなるばかりか、返って不信感にも繋がります。
我々が提供する住宅もまさに同様。
商品やサービスがどうゆう価値でお客様に選ばれているかを改めて考えないといけないと感じております。
総務部 小林孝弘